大建協国東支部は８日、市内で２０２４年度定時総会を開いた。役員改選があり、吉田徹哉支部長と５副支部長のうち２人を再任し、新たに㈲双国建設の清水正邦社長、㈱財前組の嶋田和洋社長、宮迫建設㈱の宮迫徹英副社長が副支部長に選出された。
　吉田支部長が「地域の守り手としての役割が年々増えている。人材を確保するためには働き方改革は避けて通れない。生産性を高め、受発注者間の相互理解を深めていこう」とあいさつ。
　来賓の中野茂国東市副市長が「防災・減災対策に取り組むため、市の発展に協力を」と祝辞を述べた。
　24年度の事業計画では、▽公共事業の安定的・持続的な予算確保と国土強靱化の推進▽公共工事への協会員の優先活用▽入札・契約制度改革、生産性向上や経営改善、担い手確保、労災防止対策への対応▽社会貢献活動、イメージアップ活動の推進―などを掲げた。
　表彰受賞者は次の通り。
　◇全国建設業協会長表彰
▽会員の従業員＝高木茂（豊栄建設㈱）
　◇県建設業協会長表彰
▽会員の従業員＝兵頭教男（㈲廣瀬建設）、後藤照久、佐藤崇、川田義智（以上、㈱後藤組）。