高村 聡さん(豊後大野土木事務所長)
2025年09月19日
早稲田大学理工学部土木工学科卒業後、1994年県職員に。国東土木事務所を初任地に道路建設課、土木建築企画課企画管理第一班参事、竹田土木事務所長、公園・生活排水課長などを経て4月から現職。
管内の主要事業である三重新殿線BP整備への地元の期待は大きい。国道326号の渋滞緩和につながるとともに、中九州横断道路に接続する交通ネットワークは、豊後大野市の政策である企業誘致推進の大きな機動力となる。千歳町は誘致地区に想定されている。
高村さんはこれまで印象に残っている仕事として、別府土木事務所時代の県道51号別府挾間線と主要地方道大田杵築線を挙げる。また、本庁道路建設課に勤務し、県長期道路整備計画など各種の中長期計画の立案に携わるなど計画立案の経験が豊富だ。
本庁県道班に携わっていた当時、三重新殿線、緒方朝地線の現場を訪れており、事業が着実に進んでいると感慨を新たにした。今年度は牟礼前田工区(L=約3㌔)で盛土切土など9カ所の工事を進めるほか、3号橋の上部工に取り掛かり、来年度は2号橋の上部工を架設する予定。完成は2028年3月を目指す。今年度の事業費は9億9324万5000円、来年度以降は21億3300万円を見込んでいる。
管内ではほかに県道緒方朝地線・上尾塚工区でも着実に整備が進む。今年度はのり面改修、道路改良など事業費1億400万円を計上している。
災害復旧では管内30カ所で事業を実施中。「ほかの地区に比べると箇所数は思ったより少ないが、迅速に実施していかなければならない」と注意を怠らない。
建設業に対しては、「整備した社会インフラの維持管理をお願いするのも建設業になる。土木事務所とタッグを組んで、激甚化・頻発化する災害対応に取り組んでいきたい」と話し、課題の人材確保の面では「小中学生を対象にする土木未来教室などにも引き続き協力してほしい」と期待を込める。
職場は広くてきれいで、日差しが入ってくるのが気に入っている。「所員はワンフロアで仕事しているので、何をしているか手に取るように分かる」。
そんな風通しの良い環境の下、所員には「ホウ・レン・ソウ」(報告・連絡・相談)を徹底するよう呼び掛ける。そして「県民中心の土木行政を進めるからには、実際に県民の皆さんに寄り添ってほしい。そのためにも、所員自身も身体と心の健康を大切に、交通安全にも気を付けてほしい」と付け加えた。
6年前から仕事で東京に単身赴任していた妻が、昨年、大分市内の自宅に帰って来たが、今年は高村所長が豊後大野市の官舎に単身赴任。休日は「テレビでサッカーや野球観戦したりゴルフの練習をする」のが楽しみと語る56歳。
高村さんはこれまで印象に残っている仕事として、別府土木事務所時代の県道51号別府挾間線と主要地方道大田杵築線を挙げる。また、本庁道路建設課に勤務し、県長期道路整備計画など各種の中長期計画の立案に携わるなど計画立案の経験が豊富だ。
本庁県道班に携わっていた当時、三重新殿線、緒方朝地線の現場を訪れており、事業が着実に進んでいると感慨を新たにした。今年度は牟礼前田工区(L=約3㌔)で盛土切土など9カ所の工事を進めるほか、3号橋の上部工に取り掛かり、来年度は2号橋の上部工を架設する予定。完成は2028年3月を目指す。今年度の事業費は9億9324万5000円、来年度以降は21億3300万円を見込んでいる。
管内ではほかに県道緒方朝地線・上尾塚工区でも着実に整備が進む。今年度はのり面改修、道路改良など事業費1億400万円を計上している。
災害復旧では管内30カ所で事業を実施中。「ほかの地区に比べると箇所数は思ったより少ないが、迅速に実施していかなければならない」と注意を怠らない。
建設業に対しては、「整備した社会インフラの維持管理をお願いするのも建設業になる。土木事務所とタッグを組んで、激甚化・頻発化する災害対応に取り組んでいきたい」と話し、課題の人材確保の面では「小中学生を対象にする土木未来教室などにも引き続き協力してほしい」と期待を込める。
職場は広くてきれいで、日差しが入ってくるのが気に入っている。「所員はワンフロアで仕事しているので、何をしているか手に取るように分かる」。
そんな風通しの良い環境の下、所員には「ホウ・レン・ソウ」(報告・連絡・相談)を徹底するよう呼び掛ける。そして「県民中心の土木行政を進めるからには、実際に県民の皆さんに寄り添ってほしい。そのためにも、所員自身も身体と心の健康を大切に、交通安全にも気を付けてほしい」と付け加えた。
6年前から仕事で東京に単身赴任していた妻が、昨年、大分市内の自宅に帰って来たが、今年は高村所長が豊後大野市の官舎に単身赴任。休日は「テレビでサッカーや野球観戦したりゴルフの練習をする」のが楽しみと語る56歳。