峰 潔毅さん(佐伯河川国道事務所長)
2025年09月24日
千葉工業大学卒業後、1994年入省。熊本工事事務所(当時)、本局道路部地域道路課長補佐、九州地方整備局道路部建設専門官、復興庁統括官付参事官付参事官補佐などを経て、4月から現職。
九州地方整備局採用ながら、大分県は初の勤務という峰潔毅さん。佐伯市の印象を聞くと、「自然が豊かで風光明媚。特に海がきれいで、魚介類も美味しい」と満足そう。これまで、鹿児島国道事務所に2回と、熊本河川国道事務所での勤務経験がある。熊本河川国道時代には熊本地震発災時に九州中央自動車道の現場監督として迂回路工事など応急復旧を務めた経験も。
着任時、佐伯市と周辺市へのあいさつ回りでは、「竹田阿蘇道路への地域の期待は大きい」と実感した。「大分が阿蘇地域とつながることで、観光や産業振興、地域交流促進などが図れる重要な道路になる。今後も着実に事業を進めたい」と力を込める。今年度は、竹田市上鹿口地区ほかの改良工、竹田久住ICのEランプ橋下部工などを進める。事業費は12億円を見込む。
河川整備の状況は、管内でおおむね8割の堤防整備を完了しているが、番匠川の大規模水害に対する整備、維持管理を継続的に実施する必要がある。特に蛇崎地区の耐震対策、支川井崎川の稽古屋地区の堤防整備などを進める。減災対策に加え、急激な水位上昇などに対する迅速な避難行動のための水防訓練や小中学校での出前講座なども盛んに行っている。
番匠川は釣りやカヌーなどのスポーツ、河川敷での水遊びや各種イベントなどにも利用されることから、より安全な利用促進を図ると共に、地元の将来を担う子どもたちが自然環境と触れ合い、環境学習の場としても貴重だ。毎年恒例の水防訓練には地元建設業も積極的に協力するなど、「地域の皆さんと一緒に引き続き取り組んでいきたい」と呼び掛ける。
こうした事業や取り組みを実施するには、「地域の声を聞いて、必要だと言ってもらえないと事業化は難しい。そのためにも事業に対する期待を踏まえた上で、意見交換や交流は大事になる」と語る。着任時の訓示でも、「きちんと地域の声を聞く場を設けること。そして、積極的に地域に関わって道路や河川を安全安心して利用してもらうこと」を職員に求めた。
最後に建設業に対しては、「特に災害発生時は地元企業の協力があって復旧復興が可能になる。これからも引き続きご協力をお願いする」と謝意を示す。
着任後は市内をはじめ、大入島にも渡って散策を楽しんだ。今後は津久見市、臼杵市などにも足を延ばしてみたいと語る。自動車での移動が欠かせない地域ではあるが、「極力歩くようにしている」と、自らの健康にも気遣う54歳。
着任時、佐伯市と周辺市へのあいさつ回りでは、「竹田阿蘇道路への地域の期待は大きい」と実感した。「大分が阿蘇地域とつながることで、観光や産業振興、地域交流促進などが図れる重要な道路になる。今後も着実に事業を進めたい」と力を込める。今年度は、竹田市上鹿口地区ほかの改良工、竹田久住ICのEランプ橋下部工などを進める。事業費は12億円を見込む。
河川整備の状況は、管内でおおむね8割の堤防整備を完了しているが、番匠川の大規模水害に対する整備、維持管理を継続的に実施する必要がある。特に蛇崎地区の耐震対策、支川井崎川の稽古屋地区の堤防整備などを進める。減災対策に加え、急激な水位上昇などに対する迅速な避難行動のための水防訓練や小中学校での出前講座なども盛んに行っている。
番匠川は釣りやカヌーなどのスポーツ、河川敷での水遊びや各種イベントなどにも利用されることから、より安全な利用促進を図ると共に、地元の将来を担う子どもたちが自然環境と触れ合い、環境学習の場としても貴重だ。毎年恒例の水防訓練には地元建設業も積極的に協力するなど、「地域の皆さんと一緒に引き続き取り組んでいきたい」と呼び掛ける。
こうした事業や取り組みを実施するには、「地域の声を聞いて、必要だと言ってもらえないと事業化は難しい。そのためにも事業に対する期待を踏まえた上で、意見交換や交流は大事になる」と語る。着任時の訓示でも、「きちんと地域の声を聞く場を設けること。そして、積極的に地域に関わって道路や河川を安全安心して利用してもらうこと」を職員に求めた。
最後に建設業に対しては、「特に災害発生時は地元企業の協力があって復旧復興が可能になる。これからも引き続きご協力をお願いする」と謝意を示す。
着任後は市内をはじめ、大入島にも渡って散策を楽しんだ。今後は津久見市、臼杵市などにも足を延ばしてみたいと語る。自動車での移動が欠かせない地域ではあるが、「極力歩くようにしている」と、自らの健康にも気遣う54歳。