飯野亜美さん(大分市上下水道局職員)
2026年07月13日
大分市上下水道局の職員として大分市のライフラインを守る彼女にはもう一つの顔がある。陸上自衛隊予備自衛官三等陸曹(技能公募・建設)として訓練を受け、災害や非常時には土木技術を生かした活動をする。6月には予備自衛官としての活動が評価され、防衛省で荒井正芳陸上幕僚長から第5級賞詞と防衛功労章が授与された。公募予備自衛官が同章を授与されるのは全国で初。飯野さんほか3人の予備自衛官が受章した。
日常は、同局水道維持管理課保全担当班の専門員として水道施設の保全、老朽管の敷設替えなどの業務に従事。予備自衛官としては施設科に所属している。予備自衛官は年間5日間の訓練を受けるが、今年は、全国3万人の予備自衛官の中から57人が参加する予備自衛官中央訓練に、3連休や休暇を活用して参加した。
「平和を守りたい」との思いは、大分工業高等専門学校在学時に学んだ土木技術を平和のために生かしたいと考えたのが始まり。市の職員として技術経験を積み、2010年1月からJICAの青年海外協力隊として太平洋戦争の爪痕が残るパラオ共和国で2年間活動。これをきっかけに平和への思いをさらに強くした。
ロシアによるウクライナへの軍事侵攻時はドイツに滞在し子育てをしていた。ウクライナ人の友人女性は母親を迎えに戦闘中の地域へ果敢に車を走らせ、国を守るためドイツから帰国した男性もいた。「ウクライナやヨルダン人などの子育て仲間から、戦争や紛争で日常生活が失われた経験を直接聞く中で、平和は決して当たり前ではなく、抑止力の重要性について考えるようになった」と、日本人との平和に対する思いの違いを痛感。このことも契機となり、自身の資格や経験を生かして平和を守りたいと、予備自衛官に志願したという。
「子どもの友達には中東やウクライナからの難民もロシア人もいる。だから、家族も予備自衛官の役割を理解している。子どもたちもその友達も平和に過ごせる未来の一助となりたい」と決意は固い。
建設業界では女性技術者が増え、誰もが働きやすい環境整備が進んでいるが、自衛隊でも女性の進出を受け、さまざまな取り組みをしているという。「技能予備自衛官には女性も多く、それぞれ思いがあって参加している。水道の仕事も予備自衛官の任務もやりがいがある。今後も市職員として母親として地域社会に貢献しながら、予備自衛官として知識と技能の向上を図っていきたい」と語る。
日常は、同局水道維持管理課保全担当班の専門員として水道施設の保全、老朽管の敷設替えなどの業務に従事。予備自衛官としては施設科に所属している。予備自衛官は年間5日間の訓練を受けるが、今年は、全国3万人の予備自衛官の中から57人が参加する予備自衛官中央訓練に、3連休や休暇を活用して参加した。
「平和を守りたい」との思いは、大分工業高等専門学校在学時に学んだ土木技術を平和のために生かしたいと考えたのが始まり。市の職員として技術経験を積み、2010年1月からJICAの青年海外協力隊として太平洋戦争の爪痕が残るパラオ共和国で2年間活動。これをきっかけに平和への思いをさらに強くした。
ロシアによるウクライナへの軍事侵攻時はドイツに滞在し子育てをしていた。ウクライナ人の友人女性は母親を迎えに戦闘中の地域へ果敢に車を走らせ、国を守るためドイツから帰国した男性もいた。「ウクライナやヨルダン人などの子育て仲間から、戦争や紛争で日常生活が失われた経験を直接聞く中で、平和は決して当たり前ではなく、抑止力の重要性について考えるようになった」と、日本人との平和に対する思いの違いを痛感。このことも契機となり、自身の資格や経験を生かして平和を守りたいと、予備自衛官に志願したという。
「子どもの友達には中東やウクライナからの難民もロシア人もいる。だから、家族も予備自衛官の役割を理解している。子どもたちもその友達も平和に過ごせる未来の一助となりたい」と決意は固い。
建設業界では女性技術者が増え、誰もが働きやすい環境整備が進んでいるが、自衛隊でも女性の進出を受け、さまざまな取り組みをしているという。「技能予備自衛官には女性も多く、それぞれ思いがあって参加している。水道の仕事も予備自衛官の任務もやりがいがある。今後も市職員として母親として地域社会に貢献しながら、予備自衛官として知識と技能の向上を図っていきたい」と語る。


