ＮＴＴ西日本大分支店の三笘博幸支店長らは３月28日、足立信也大分市長を訪問し「電話お願い手帳」など視聴覚障がい者向けのコミュニケーションツールを寄贈した。
　この日に贈られたのは、手帳１００部と、ＷＥＢ版ポスター５枚、ＷＥＢ版チラシ80枚。
　三笘支店長は手話で自己紹介をした後、「アナログ的な手帳もあるが、アプリやウェブで使えるスマホツールもあり、障がい者の方々が多くの人たちと自然にコミュニケーションが取れる地域にしたい」とあいさつ。足立市長は「長年寄付していただき、ありがたい。ぜひ活用したい」と感謝の言葉を述べた。
　「電話お願い手帳」は、障がい者が電話連絡などが必要な時に用件や連絡先などを書いて近くの人に協力を求めるためのもので、１９８３年から発行している。手帳には「ＮＴＴふれあいファクス」の案内や、災害・緊急時に役立つ「災害用伝言ダイヤル（１７１）」や「災害用伝言板（Ｗｅｂ１７１）」の情報なども掲載している。
　市では障害福祉課、各出張所、保健センターに置き配布している。