大分建設新聞

四方山

愛犬

2024年05月02日
 先日、わが家の愛犬を含め4姉妹を生んだお母さん犬が死んだ。近所で飼われていたので、よく会いに行っていた。ここ数カ月は会いに行けておらず、最期に愛犬を会わせてあげられなかったことを後悔している▼かれこれ、数十年以上、犬を飼いたいと思っていた。飼いたかったのはラブラドルレトリバー。しかし、以前の仕事が転勤族だったので、その流れもあって長くアパート暮らしをしていた。しかし、どうしても犬を飼いたいとの衝動が抑えられず、一念発起して数年前に家を購入した▼さあ、いざ犬を飼うぞとペットショップへ行くが、お値段が高すぎて手が出ず。譲渡会への参加を考えていた矢先、愛犬のお母さんが4姉妹を生んだという話を聞き、雑種である愛犬を迎えることにした▼今までウサギ、ハムスターなど、小動物は飼ったことがあった。しかし、犬は初めてである。人間の赤ちゃんを育てるのと同じぐらい大変だった。長男以来、十数年ぶりの子育てである。そのかいもあり、無事に3歳となり、人間でいうと28歳ぐらいとなった。わが家では、長女、長男の歳を抜き、年齢的には一番のお姉さんになった▼愛犬はサイズ的には中型犬。しっぽ振りのスピードが速く、しっぽが動くことで時空が歪んでしまうのではと心配している。毛並みもよく、よく犬吸いをしてリラックスさせてもらっている。親バカならぬ犬バカである。旅行になかなか行けないなど制約もあるが、これからも責任をもって育てていきたい▼ゴールデンウイークは、愛犬といろいろな場所へ出掛けた。もちろん、お母さん犬の墓参りも行った。お墓にお母さんがいるのを理解しているか分からないが、愛犬は「クーン、クーン」と鳴いていた。私も「大切に育てるからね」とお墓に手を合わせて、冥福を祈った。(せい)
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