大分建設新聞

インタビュー

中理絵さん(キャタピラージャパン)、建設機械で様々な“神業”

2009年12月07日
 大分市管工事協同組合の講習会で、バックホーでカクテルグラスをはさんで3段のタワーを積み上げ、ジュースを注ぐという神業を披露した。手でやるのも難しい芸なのに。これは建機の「微操作性」(繊細な動きをあやつる技術)を磨くものなのだ。カクテルグラスで驚いてはいけない。ボウリングをしたり、筆で文字を書いたり、金魚すくいをしたり…様々なイベントで妙技を披露しているというから、仰天である。特に金魚すくいは子どもたちに大好評で、「子どもをひざの上に乗せて金魚すくいをやると喜ぶのでうれしい」と微笑んだ。  世界最大の建設機械メーカーキャタピラー社の日本法人であるキャタピラージャパン(株)秩父デモセンター(埼玉県)に勤務。同センターには、鉱山で使うような最大級のホイールローダーやブルドーザーをはじめ大小さまざまな建機がある。  「全部運転しますよ。全部免許持ってますから」。あっさりおっしゃいますね。あの、無骨で仰々しい(失礼!)建機の、どこが好きになったのでしょうか?  「小さな力で巨大な機械を動かせるのは、とてもすがすがしい気分になります。小さな機械もみんな好きです。もともと乗り物が好きだし、バイクにも乗りますよ」。  同社は代々、女性のオペレーター(デモンストレーター)を養成しており、中さんは十何代目とか。日々、技を磨いているのだろう。ぜひまた、大分ですがすがしく神業を披露してもらいたいものだ。土木の日の子供向けイベントなどに出演して、そのあとは国東半島のオレンジロードをバイクで疾走してください。気持ちいいですよ。
 





 
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