大分建設新聞

インタビュー

根木さやかさん、辻恵理子さん(ヤマウ)

2013年08月13日
 コンクリート二次製品の製造・販売、施工などを手がける(株)ヤマウ。男性ばかりが活躍しているイメージだが、女性も負けていない。受付で、優しい笑顔で迎えてくれるのが、大分営業所の根木さやかさんと、大分北営業所の辻恵理子さん。距離は離れているが、よく電話で話す仲良しコンビだ。  根木さんは、入社6年目。事務と営業サポートが主な仕事。以前、銀行に勤め、事務をしていたとあって、「仕事の速さはもちろん、電話応対も丁寧で素晴らしい」と、お客様から褒められるそうだ。  優しい雰囲気からは想像できないが、小学校から母親の影響でバレーボールをしていて、今も続けているという体育会系女子。仕事の取り組み方、何事にも逃げない姿勢などに、男性社員は感心しているそうで、熱心な仕事ぶりは吉田晋也所長も絶賛。でも、「周りは男性ばかり。相談相手がいない」と、悩みもある。  趣味は、もちろんバレーボール。ポジションは、守備の要のセンター。出身校は、バレーの名門校の一つ、大分商業。10月には、所属チームが九州大会に出場する。週二回、仕事の後に練習で汗を流す。  「現場のことも知りたい」と、東九州自動車道の自社施工現場に出向いて、実際に施工や営業を体験したこともある。「事務員として、与えられた仕事をこなすだけでは、何か足りないと、いつも思っていた。現場と営業の苦労に触れて、貴重な経験だった」と。災害復旧など大型工事が続き、多忙な日々だが、ポジション同様、同営業所のセンターとして、頑張るはず。  そして、辻さん。この人も体育会系だ。優しい笑顔で、みんなを癒す。入社2年半で、来客や電話応対、売り上げなどのパソコン入力業務を担当する。  特殊な二次製品を扱うこともあり、商品名やカタログに無い物など、覚えることが多いという。「昨年の豪雨災害後は、受注が大幅に増え、電話での出荷手配や在庫確認など、メモに取り復唱しながら慎重に作業をした」と振り返る。この多忙な経験で、製品への思いが変わったという。「それまでの『商品が売れて利益になる』という認識から、『当社の製品が災害などから多くの人命を守っているんだな』と思うようになり、様々な商品を誇りに思えるようになった。今後の目標は、もっと商品知識を高めて、営業サポートなどにも取り組み、みんなに必要とされる事務員になりたい」と、常に前向きだ。  辻さんも、週に一度は、仕事帰りに同僚と、体育館でバドミントンをする。ストレス発散や、コミュニケーションを深め、営業所内が明るくなったそうだ。  二人の共通点は、仕事に対する向上心が高く、決して投げ出さない、周りに対する優しい笑顔とお客様への気配りができること。これからも、二人は縁の下の力持ちとして営業所を支えていくはず。     


辻恵理子さん


根木さやかさん

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