大分建設新聞

インタビュー

一円 美希さん(㈱大鐵管理部管理課長)

2016年07月19日
 建築・土木資材販売、土木・建築・鋼構造物施工、鋼製橋梁桁製作など、幅広い業務を手掛ける㈱大鐵(大分市)。
総務・計理を統括する管理部管理課長の一円美希さんは、営業マン、技術者などの心強い味方だ。
 日々、仕入先からの請求書確認から支払業務、取引先への請求書作成を補佐し、営業マンからの依頼で資料、見積書作成など経理全般をこなしながら、全体の業務管理や後輩の指導もこなす。
昨年からは、経理担当の女性社員たちが、どの部門の仕事もできるよう教育し、誰かが病気などで休んだときは業務に支障が出ないよう、引き継ぎ書作成などにも取り組んでいる。
 「働くからには、会社がどんどん発展してほしい。アナログ的な仕事の部分もあるが、自分たちの作業が簡略化できるように日々努力しています」と話す。
上司の後藤浩一郎取締役管理部長も「会社を任せられる人材。会社内をうまく回す潤滑油的な存在」と太鼓判を押す。
 同社でも若年技術者が不足している。社員は30代半ばから50代が中心だが、「とても明るい職場。みんなのチームワークも抜群」だという。
一円さんは営業マンらとのコミュニケーションをこまめに取り、社内の明るい雰囲気づくり、仕事の効率アップに力を入れている。
 誘われて入った地域のバレーボールチームに所属し、週に数日は汗を流す、スポーツウーマン。
「一円」の苗字でピンときた人もいるかもしれないが、お父さんは、新日鉄大分と大分高校の野球部で監督を務め、現在も高校野球の解説者として知られる一円敏彦さん。
監督時代に育てた人がプロの道に進んだ人もいるそうで、今でも多くの人が、〝お父さん〟を慕って訪ねてくるという。
お父さんの影響で野球一家かと思いきや、学校時代からお兄さんはサッカー、一円課長はバレーボール部に所属していたそうだ。
 社内の業務効率化にも気を配る一円課長。これからも、社内の潤滑油として大いに活躍し、同社の発展に貢献する。



業務効率化を目指して日々努力する一円課長
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