大分建設新聞

インタビュー

荒木 五月さん(㈱日建コンサルタント)

2017年07月07日
 大分工業高等専門校(大分高専)を卒業後、教授の紹介もあり同社に入社し、今年で4年目。設計部設計課に所属する。同社では、2番目に若い社員だ。
 コンサルタントの道を志したのは、中学生のとき。
「授業の一環でパークプレイスと周辺の住宅地と現在の大銀ドームなどの施設内容を調べる機会があり、新しい街がどのようにできあがるのか興味がわいた。学校で学んだことをそのまま仕事に生かせれば」と、高専に進んだと言う。
 設計課なのでデスクワークが中心だが、現場に出ることもある。
「やはり、設計の醍醐味は完成した道路や建物が図面通りにできあがり、工期内に完成したとき。あの満足感は格別です」と笑う。
休日は、体が鈍らないようにと、家の周りを散歩している。お姉さんとショッピングにも出かけるそうで、「もうすぐバーゲンシーズンが始まる」とウキウキな女の子だ。
 建設業を目指す人たちに一言。「パソコンの基礎知識は持っておいたほうが良い」と言う。
また、「難しい勉強をしていないから、就職を考える際に不安に思うかもしれない。でも、入社後に勉強しても間に合うと思う。まずは飛び込んできてほしい。上司が怒鳴るなど、昔のイメージがあるかもしれないけど、そんなことはない。皆さん、大事にしてくれています」と、後輩たちに『飛び込む勇気の大切さ』を訴える。
 仕事は、ベテランの先輩方から直接、教えてもらっている。
「技術の継承ができているか不安。でも、職場には結婚して家庭と仕事を両立している、目指すべき先輩がいる。だから先輩を目標に頑張りたい」と夢を語る。



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