大分建設新聞

インタビュー

三浦 啓吾さん(三浦国土建設㈱)

2018年09月20日
 大分市の大分国際情報高校情報通信科を卒業した三浦啓吾さん(19)が、三浦国土建設㈱(大分市津守)に入社して1年6ヵ月近くが過ぎた。
「建設機械を扱うオペレーターの仕事は〝かっこいい〟」と胸を張る。
  高校生の時に舗装工事の作業を見て思った。
「休日の夏の暑い日に、僕たちが気持ち良く道路を通れるよう、汗水流して働いてくれている。こういう仕事がしたい」。就職先の希望を「三浦国土建設」とし、入社が決まった。
 工事部に配属され、最初は現場内の掃除や片付けから始まった。
車両系建設機械(バックホウやショベルカーなど)や締固め転圧機械(ローラーなど)運転の勉強を始め、免許が取れたのは2017年12月。
年明けからオペレーターとして現場に出始めた。「実際にアスファルトフィニッシャなども運転できるようになり、仕事が楽しくなってきた」と目を輝かせる。
 入社1年目で、100ヵ所近い大小の現場を経験したそうだ。
舗装補修工事では、既存の道路から新しい道路へ乗り入れるときが一番好きで、工事が完成すると「自分の会社が施工した」と自慢したくなると話す。
 県外に就職した同級生が、会社を辞めて地元に帰ってくるという話を聞いたとき、「舗装の仕事は外の仕事できついけど、やりがいがある。一緒にやらないか」と声をかけた。
3人の友だちが入社し、さらに新入社員として後輩など4人が入ってきた。
「先輩たちがフレンドリーな雰囲気で、技術もない未経験者の自分たちの居場所を作ってくれている」と感謝しているという。
 今夏は特に炎天下での仕事が多く熱中症対策が欠かせなかった。
「早寝早起きで、朝食をしっかり食べること」を心掛けたという。
 将来の目標は「現場のリーダーとなって大きな現場に携わること。先輩の藤井威さん(41)のように、重機を自分の手のように正確かつスピーディーに扱えるようになりたい」と話す。
 



重機(タイヤローラー)を操縦する三浦啓吾さん
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