大分建設新聞

インタビュー

峰 龍一さん(㈱小森建設)

2019年01月10日
 宇佐市の㈱小森建設に就職を決めた理由は、同社専務の小森貴洋さんとの出会い。それも県内一周駅伝の宇佐市チームに参加していたときのこと。
それまでは「地元の高校を卒業後、安定した収入をもとめて陸上自衛隊に入隊。4年間の勤務を経て、地元に戻り工場に就職したが、仕事へのやりがいを見い出せなかった」と峰さん。
1人悩んでいた時にチームメイトとして知り合った小森さんから「建設業界で頑張ってみたら?大変なこともあるけど、やりがいもある」と誘われ、決心した。
 入社当時を聞くと「体を動かすことが好きだったが、建設業のことは、何も分からなかったので、自分にできる仕事を夢中でこなした。何とか3年目で一通りの作業ができるようになってきたが、まだまだ覚えることも多く建設業の奥の深さを実感した」と話す。
 現在の仕事は「勤務4年目で現場を任せてもらえるようになり、現場の写真管理や図面作製などをしている。しかし、まだ先輩から教わることも多く、現場では日々勉強の毎日。特に北部振興局発注の圃場整備では、見たことのない建設機械の扱いや複雑な作業手順で、なかなか作業が進まず苦労したことが記憶に新しい」と振り返る。
 今後の目標を聞くと「いろんな現場を経験して、早く土木施工管理技士1級の資格を取得したい。そして、1人前になり大きな現場を任せてもらい、将来子どもたちが大きくなったら、携わった現場を見せて、お父さんの仕事を自慢したい」と笑顔で意気込みを語った。
 これから建設業を目指す人に向けて「一番伝えたいことは、やりがいがある仕事ということ。決して楽ではないが、公共工事などのインフラ整備は多くの人の役に立つ仕事。体を動かすことが好きな人やものづくりが好きな人は、一緒に建設業で頑張ろう」とメッセージを送った。
入社6年目の峯さんは30歳。3人の子どものお父さんだ。



建機を操縦する峰さん
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