大分建設新聞

インタビュー

衞藤 良太さん(㈱平和建設)

2019年01月29日
 豊後大野市の千歳中学校在籍時に、「高校を卒業後、人の役に立てる仕事に就きたい」と考え、大分工業高校土木科へ進学。
毎朝、6時半の電車に乗って通学した。高校時代は、サッカー部に所属し、部活動で培った経験を、仕事にも生かす。
 大分市の㈱平和建設に入社して今年の4月で4年目になる。
現在は、大分市の家島橋で、橋梁の耐震補強工事現場で管理の仕事をしている。
今も、豊後大野市の自宅から車で通っているという。
 思い出に残っている現場は、大分市戸次の主要地方道坂ノ市中戸次線と臼杵市野津町の国道502号線を結ぶ、広域農道「大南野津線」2期工事のトンネル現場。
「トンネル工事は、ほかの土木工事と違い独特なもの。貫通式なども経験でき、とても勉強になった」と話す。
仕事をするうえでは、安全第一はもちろんのこと、品質にも細心の注意を払う。
「上司、協力会社の方々が、やさしく指導をしてくれ、とても働きやすい。チームワークも抜群」と、よい職場環境に恵まれて仕事をできることを誇りに思っている。
 これからの目標は、「まだ、一人で現場を持ったことがないので、早く一人前になって、現場を任せられるようになりたい」と決意を語る。
また、2級土木施工管理技士の試験を受けており、来月の結果発表を楽しみにしているという。
 これから建設業を目指す後輩たちへ、「学校の授業が、いかに大事であったかと、働いてから痛感した。仕事のうえでも学ぶことが多いので、学生時代に勉強をしっかりしておいてほしい」とエールを送る。
 上司である高見薫土木部次長は、「勤務態度は真面目で誠実。豊後大野市から通勤しているが、一度も遅刻をしたことがない。ほぼ、この現場も彼に任せている。これからの成長が楽しみな社員だ」と期待を寄せている。



協力会社と一緒に点検をする衞藤さん(左)
名鑑CDバナー
インボイス
取材依頼はこちら
環境測定センター
arrow_drop_up
TOP