大分建設新聞

インタビュー

長野 康平さん(公月測量設計㈱)

2019年03月12日
 日田林工高校林業科を卒業後、地元の車の部品工場に就職したが、仕事に対してやりがいを見出すことができず、転職することにした長野さん。
やりがいのある仕事を模索するなか、高校時代に林道を造る時の測量の授業を思い出し、「少しでも経験を生かせる会社に就職したい」と思い、測量設計の会社を探したという。
 就職活動中では、資格保持者や経験者優遇などの条件が多い中、玖珠町の公月測量設計㈱が未経験者も含め募集していたのを目にし、面接を受けた。
面接では、小野浩信社長に「未経験でも大丈夫。仕事を通して学び、資格を取得して、経験を積んでいこう」と励まされ、「この会社で、頑張っていこうと決意した」、と当時を振り返る。
 入社2年目になるが、「1年目は、公共工事などの測量補助、機械の取り扱いなどを教わり、測量士補の資格を取得。2年目から今井文徳課長の指導を受けながら、公共工事の測量を担当して、発注者の担当者さまとも打ち合わせをしています」と、独り立ちの道を歩んでいる。
 今井課長は「とてもまじめで、仕事も前向き。これから経験をたくさん積んで、さらなる技術の向上や資格取得に向けて努力してほしい」と期待を寄せている。
 建設業を目指す人に向けては「私は公共工事の仕事に携わり、地域の人たちに貢献できてるという充実感がある。皆さんも仕事を選ぶ時は、やりがいのある、一生働ける仕事を見つけ、夢に向かって頑張ってほしい」とエールを送った。
 趣味は、映画を見たり、マンガを読むこと。休みの日は、測量士の試験勉強の合間に好きなマンガを読んで息抜きをしている。
 



測量のデータを入力する長野さん
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