大分建設新聞

インタビュー

森山 勝弘さん(㈱センコー企画)

2020年06月10日
 大分市丹生の㈱センコー企画(阿南宣弘社長)に勤務する森山勝弘さんは、県立中津東高校の土木科を卒業して入社、今年で4年目になる。
子どもの頃から木工などのものづくりが大好きだった。
 高校への進学で土木と製造業で迷ったが、作業範囲の広い土木に魅力を感じ土木科を選んだ。
卒業の時、同級生の多くが隣りの福岡県に就職先を求めている中、森山さんは地元大分を住みやすい土地にしたいという思いから県内に決めた。
 センコー企画に入社したのは、進路相談で先生から紹介され、会社を調べていくと、大分県全域でさまざまな工種の工事を行っていることが分かり、いろいろなことに挑戦できると、魅力を感じたという。
 今は、大分市森町皆春の汚水幹線施設の工事現場で、上司と後輩の新入社員との3人体制。
ここで現場管理、工事作業、書類作成などの仕事に毎日取り組んでいる。
 「この業界に入って、苦労したこと、きついと感じる事はないか」の問いに、森山さんは、先輩から言われた「どうせ仕事をするなら楽しんでやれ!楽しんでやれば、なんでもこなせる」という言葉を語りながら「一つ一つの作業を楽しみながらやっているので、苦労とかきついなんて感じない」と曇りのない笑顔で答えた。
 そして後輩にも「最初は何をするにも難しいことだらけ。でも一つ一つやっていけば必ずできるようになる。だから楽しみながら仕事をして」と話しているそうだ。
 入社してからの2、3年は工事の大変さを知った。しかし4年目になると、仕事への意欲が湧いてきた。
今は、「早く多くの資格を取り、多様な工事に取り組みたい」と言う。そして「これからも安全でだれが見てもきれいと思ってもらえる現場づくりのために、現場内の整理整頓、清潔清掃を行っていきたい」と話した。
 趣味は、マンガを読んだり、映画を見ること。
たまに先輩や友達と飲みに行ったり、県内就職を賛成してくれた両親が暮らす中津に帰省し、息抜きをしている。



「仕事が楽しい」と話す森山さん
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