大分建設新聞

ニュース記事

アイビックらが協定 子ども応援の自販機設置無料

社会貢献・人材育成大分地区
2023年02月09日
 県社会福祉協議会(草野俊介会長)と㈱アイビック(大分市・太田真司社長)、コカ・コーラボトラーズジャパン㈱大分支店(髙尾知樹支店長)の3者は6日、県総合社会福祉会館で「おおいた子ども食堂応援自動販売機設置協定」の締結式を行った。
 アイビックは、これまでSDGs活動「BIG LOVE PROJECT」に取り組んでおり、フードバンクに食品を贈るなど子どもたちへの支援活動も続けてきた。今回は「子ども食堂応援基金」の売り上げの一部を寄付することで、資金面からも子ども応援事業の輪を広げる活動を支援するもので、県の建設業界では初めての参加となる。
 子ども食堂応援自販機は現在、県内の大分市、中津市など4市1町に14カ所16台が設置されている。今年1月にはアイビック本社と畑中ハウジングプラザにも設置された。
 式で、3者がそれぞれ協定書に署名。太田社長は「建築を通じて安全安心な地域をつくり、地域のみなさんの活気につながる支援ができればと思う」と趣旨を話し、髙尾支店長は「約1年前から立ち上げており、少しずつ企業が増えている。これをきっかけにさらにご賛同を」と協力企業の参加を呼び掛けた。
 最後に草野会長が「昨年はフードバンク、災害支援と度重なる支援をいただき大変熱心な福祉活動に感謝している」と謝辞を述べた。
 式後、太田社長が「積極的に取り組むことで、いろいろな会社や人が支援する気持ちになれば良いと思う。(自販機を)建設現場にも設置して熱中症対策などにも使いたい」と語った。
 売上金は県社会福祉協議会を通じて、県内106カ所の子ども食堂に寄付される。
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