大分建設新聞

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梅木北工区が完成 県道新城山香線〈豊後高田土木〉無料

行事・講習会・表彰県北地区
2023年02月14日
 豊後高田土木事務所が2005年度から整備を進めてきた県道新城山香線(梅木北工区)が完成。7日、同県道に建設した「ゆずりはトンネル」付近の特設会場で、開通記念イベントが関係地区住民、地元の小中一貫校戴星学園の生徒、工事関係者など約60人が出席して開かれた。
 国道10号と国宝富貴寺や国重文の真木大堂など主要な観光拠点を結ぶ主要な観光道路が開通したことで、それまでの線形不良、幅員狭小区間が解消され、円滑な交通環境が整備された。新しくBPを通した同工区の道路延長は587㍍、幅員は5・5(7)㍍で、総事業費は9億9500万円。
 同土木事務所の建設・道路班の亀井康平主任は「梅木南工区に加えて22年から事業着手した田染蕗工区も、現在工事を進めている。引き続き県の土木建築行政にご理解とご協力をお願いしたい」と話した。
 記念イベントでは、出席者が通り初めをし、県道豊後高田国東線との接合点付近では記念品も配布された。地元のヒーロー「昭和仮面」と豊後高田市のふるさとキャラクター「ラッピー」も参加して通り初めをし、イベントを盛り上げた。イベント後、道路は供用を開始した。
 戴星学園3年の吉開翔大さんが「トンネルの銘板を貼る時はまだ砂利道だったのに舗装されており、新たな道路の完成に感動した。ゆずりはトンネルを通る時は今日のことを思い出す」とお礼の言葉を述べた。
 この先の改良済み区間を挟んで梅木南工区(梅木―田染蕗地区)延長1635㍍、幅員5・5(7)㍍は現在工事中で、田染蕗工区(田染蕗―田染池部地区)延長990㍍、幅員5・5(7)㍍は22年度から新規着手している。
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