大分建設新聞

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市内12カ所を点検 佐伯市防災パト無料

行事・講習会・表彰県南地区
2023年05月26日
 佐伯市は24日、出水期を前に自衛隊大分地方協力本部、佐伯警察署、県南部地方振興局、県佐伯土木事務所、市消防本部、市連合消防団など8関係機関から約40人が参加して2023年度の防災パトロールをした。
 市役所で出発式があり田中利明市長が「近頃は、予想だにしない災害が多発している。市で取り組んでいる事前復興の考え方に基づき、防災パトロールを実施するのは重要だ。専門家の厳しい眼で見た指摘などをお願いする」と訓辞。
 パトロールは直川、宇目、本匠の3振興局管内を回る班と上浦、弥生、蒲江の3振興局管内を回る班の2班に分かれて12カ所を点検した。
 点検後に各振興局で開いた検討会では、住家や公共物に及ぼす被害の程度、過去の被害発生状況や被害発生の恐れなどを検討して危険度をA~Cまでランク付けした。
 上浦振興局の浅海井浦では、山側からの落石からの多い市道丸バエ線を点検。同振興局職員が「人家が16軒あり、砂防ダムは設置が終わったが、災害時に避難路に指定される市道の山側からの落石が多い。今年度は、落石防止の対策が新規要望で上がっている」などと説明。参加者は各自が写真撮影やメモを取るなど入念な点検をした。
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