大分建設新聞

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千歳小中学校の開校祝う 新校舎で落成式〈豊後大野市〉無料

行事・講習会・表彰豊肥地区
2024年03月28日
 豊後大野市は27日、市内で2校目の小中一貫校となる市立千歳小中学校(千歳町新殿)の落成式・開校式をした。吹き抜けの「木立のホール」に椅子を並べて行われた式典には、学校関係者のほか市役所職員、全児童生徒らも出席した。
 初めに後藤樹代文教育次長が小中一貫教育を推進してきた経緯を紹介。続いて川野文敏市長が「小中一貫校の特色を生かした確かな学力の定着や、豊かな心身を育成してほしい。地域と共にある学校づくりに取り組む」とあいさつ。
 続いて、設計の㈱内藤建築事務所九州事務所・菅忠昭西日本統括部長、建築主体の㈱菅組・恵藤建設㈱JVから江藤康世専務(菅組)・恵藤誠社長(恵藤建設)、電気空調設備の㈱山村電設工業・山村清隆社長、給排水衛生設備の㈱千歳工業・宮成正弘社長に、市長から感謝状が手渡された。
 また、施工者を代表して江藤専務が「工事着手後は、コロナ禍や資材高騰もあり大変厳しかった。地域住民の協力に感謝する」と謝辞を述べた。
 その後、関係者がテープカットし、下田博教育長から中城美加中学校長に新しい校章の入った校旗を授与。児童を代表して十時愛実さんが「待ちに待った開校式を迎え大変うれしい。この校舎で学ぶことのできる喜びと、今後への期待で胸がいっぱい」と開校を喜んだ。
 同校は、敷地3万961・33平方㍍にRC造2階建て延べ4017・47平方㍍を建設、総事業費16億3423万6868円。
 旧中学校舎は、2024年度中に解体の予定で一般会計当初予算に9570万円が計上されている。一方、小学校舎の解体、利活用などは未定で、体育館は既存施設を大規模改修、プールも改修して使用する予定。
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