大分建設新聞

ニュース記事

新人造船マンが技術研修へ 県内外14人がスタート無料

行事・講習会・表彰県南地区
2024年04月08日
 大分地域造船技術センター(日高義信会長、㈱南日本造船社長)の入所式が4日、佐伯市鶴谷町の㈱三浦造船所(佐伯市)野岡工場内の研修所であった。
 本年度は佐伯市、臼杵市、大分市、福岡県北九州市、山口県下関市などの造船関連企業6社に就職した14人が入所。
 日高会長が「慣れない研修を前にして、不安でいっぱいと思うが、先輩方に負けないよう、自ら学ぶ意欲を持ち、造船マンとしての基本をしっかりと身につけてほしい」と激励のあいさつ。
 研修生を代表して、三浦造船所の三浦彰太郎(27)さん=佐伯市=が「仲間とともに励まし合い、6月の修了式には成長した姿を見せられるよう頑張る」と決意を述べた。
 研修生は、6月30日までの約3カ月間、造船技術の基礎を学びながら、溶接やクレーン操作など八つの資格を取得する予定。
 同センターは、2006年に県と佐伯、臼杵両市が造船技術の継承や地域経済の発展を目的に設立。これまでに430人が修了し、造船業の第一線で活躍している。
名鑑CDバナー
インボイス
取材依頼はこちら
環境測定センター
arrow_drop_up
TOP