大分建設新聞

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建築現場の知識を学ぶ新人セミナー 中津工科短大無料

行事・講習会・表彰県北地区
2024年04月15日
 中津工科短期大学校は12、13日の両日、建設会社の新入社員や入社2年目の社員などを対象に、技能向上セミナー「建築現場における現場入門」を開いた。中津市内をはじめ、福岡県豊前市からも新入社員らが参加した。
 建築システム系の用正真崇准教授が施工管理の役割、安全・品質・工程・予算・環境の現場5管理、現場全体の流れなどについて、2日間にわたって講義をした。また、最終日の午後からは、基本的用語の学習や現場で使われる資機材に直接触れるなどし、さらなる理解を深めた。
 セミナーは、建設業の人材不足を受け入社した新人の教育時間が取れないなどの声があり、工科短大が昨年度から実施している。受講した㈲岡崎建具製作所(中津市)総務の大土優子さんは「総務をしながら建具や家具をつくっているが、もっと勉強したいと思い自分から応募した。今まで疑問に思っていたことも理解できたので、来週から職場で生かしたい」と話した。
 用正准教授は「セミナーで学んだ知識を生かし、各職場で活躍してほしい」と期待を寄せた。
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