大分建設新聞

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母のような存在に 冨髙新市長が就任無料

行政・統計・データ県南地区
2025年04月21日
 佐伯市は17日、任期満了に伴う市長選挙で当選した冨髙国子市長の就任式を行った。女性市長は同市では初、県内では日田市の椋野美智子市長に続いて2人目。職員らの拍手に迎えられ、幹部職員約80人を前に訓示を述べた。
 冨髙市長は初めに、政策の柱として①教育・福祉の充実②命を守る防災体制づくり③地場産業の育成と活性化―という3点を挙げて「今まで以上に女性の声や、アイデアを生かせる場を充実させたい。私は聞く耳、つなぐ手を持つ、市役所の母のような存在になり課題を乗り越えたい」と呼び掛けた。
 式後の記者会見では、政策の一つ「命を守る防災体制づくり」を踏まえ、女性防災士や子ども防災士などの育成、命を守ることの大切さを強調。建設業に対して、「災害時には、地場産業の担い手として一番のリーダーになってほしい。期待している」と語った。任期は17日からの4年間。
 冨髙市長は1956年生まれ。大分大教育学部卒後、小学校教諭、市議会議員、市社協理事、放課後児童クラブ支援員、市史編さん委員などを務めた。
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