大分建設新聞

四方山

三つに共通するもの

2025年04月21日
 自論だが、住宅購入と保険契約の共通ポイントは以下の4点だ。購入・契約時も、月の支払い時にも、その都度噛み締める内容なので、どちらかの件で悩んでいる方は参考程度に一読いただきたい▼一つ目は予算だ。ここが正確に試算できていないと話しにならない。頭金や借入金、どの程度いまの家計に変化が出るか、ライフステージに変化が起きたとき、いまの収入でこれを契約してやっていけるのかなど、あらゆる方面から検討して決める必要があるからだ▼二つ目は相手の設計力だ。家であれば希望の間取を最大限叶えつつ「ここはこうした方が」と、それを上回る提案をしてくれる知識や経験がほしい。保険においても、売りたいプランとこちらが求める内容が異なる場合、押し売りをされても困る。契約者が求めるプランを提案してくれる、型にはまらないプランニング力は重要だ▼三つめは保証。保険では「補償」となるが、いずれの商品も「買って終わり」ではないため、長期保証のチェックは欠かせない。新築住宅は引き渡しから10年は瑕疵担保責任保証が付いているが、メーカーが独自で20、30年など保証を設定している先も多い。生命・健康・火災保険などに関しては、この補償こそが最重要ポイントとなるだろう。更新型か終身か、積み立て型にするかなど、二つ目のプランニング力に頼りつつ慎重に決めたい▼最後は人だ。新人やすぐ転勤になるような担当者は困るし、連絡もなく退職してしまい、今後の連絡先が分からない、などは論外だ。信頼に値する人と巡り合えるかは運もある▼なお、この4点は全て「結婚相手」にも当てはめて考えることができる。この自論を熱く語ると、旦那が子犬のように震えていた。値踏みされていると勘違いしたらしい。もう全部契約済みなのに。(万)
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