大分建設新聞

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災害に備え緊急放流訓練 防災ラジオ活用無料

行事・講習会・表彰久大地区
2025年05月02日
 筑後川ダム統合管理事務所(宮本浩所長)は先に、近年の気候変動に伴い頻発・激甚化する災害に備え、松原ダムからの緊急放流の可能性を踏まえて、松原ダム警報局のサイレン吹鳴訓練および意見交換会を実施した。
 吹鳴訓練は、今回で2回目の実施。大山町全域を対象としたのは初めてで、伝里警報局から田北警報局までの区間にある9警報局で実施された。緊急放流の際には、3時間前から順に緊急放流効果音、スピーカー放送、サイレンの3種類の音が鳴り、住民に避難を促した。
 訓練後、意見交換会が大山文化センターで開かれ、九州大学の小松利光名誉教授や鹿児島大学の山田誠名誉教授のほか、県・市職員、大山町の自治会長や班長ら34人が参加。「サイレン後のコメントが聞きづらい」「今後も継続して訓練を行うべき」といった住民から意見が出された。
 山田名誉教授は、「今年から、前回の反省をもとに防災ラジオを活用した」と述べた。
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