大分建設新聞

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安全管理と行動の徹底 明大工業が安全大会無料

行事・講習会・表彰別国地区
2025年05月28日
 別府市の明大工業㈱は22日、市内で2025年度の安全衛生大会を開いた。協力会社39社を含む108人が出席し、安全意識を高めた。
 藤澤正浩社長が「自然環境、資材の高騰、人手不足や高齢化などで現場作業環境に過酷さが増している。第三者、同僚、自分を守る安全管理と行動が極めて重要だ。昨年度と同様に無事故無災害の達成を」とあいさつ。
 安全管理の金光範明常務が、24年度の労働災害と交通事故発生状況について説明し、衛生管理の津野正明営業部係長が、昨年度の健康推進への取り組みや今年度の重点施策について説明した。
 今年度の重点目標で原一夫課長は、安全部門「無事故・無災害の達成」、衛生部門「よい仕事、まずは心と体の管理から」、交通安全部門「安全は、心のゆとりと早めの出発」、環境部門「省エネは、ひとり一人の心がけ」を掲げた。
 安全表彰式では、藤澤社長から対象となった協力会社や社員一人一人に表彰状を、また特別功労者表彰式が行われ、安全顧問を28年間務め勇退した三宅昌規前顧問が表彰された。
 講話は、安全顧問に新任した労働安全コンサルタントの竹下信吾さんが「切れ目なく続けよう安全管理」と題して不安全行動から毎年繰り返される災害の防止について、また、安全特別講話で、別府警察署の谷原一心交通課長による「最近の交通情勢と交通事故防止について」などが行われた。
 結びに、同社工事部の阿部竜一さんが、安全宣言と頑張ろうコールをして、会を締めくくった。
 安全表彰の受賞者は次の通り。
▽㈱イワモト(岩本慎一郎社長)、伊藤ボーリング工業㈱(伊藤昭彦社長)、明大工業㈱調査部松本薫葉子、同工事部現場技術班。
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