自転車取締り
2025年05月30日
初夏に天気がよい日は、思わず自動車をかっ飛ばしてみたくなるものだ。実に気持ちのよいものである。が、その心には危険が待ち構えている。白バイから「はい、前の車、止まりなさい!」と停止命令。「あっ、しまった!」と思った時はもう遅い。ちなみに、数十年前にこの経験がある私は、現在、ゴールドカードと呼ばれる「金色の免許証」を所有している。ご安心あれ▼交通取り締まり情報が公表されている大分県警のホームページ。~場所での速度違反や飲酒運転、信号無視、一時不停止、携帯電話、シートベルトなど、その日の取り締まり計画が掲載されている。時々、自分自身を守るため閲覧しているのだが、最近、新しく「自転車取り締まり」計画が見られるようになった。昨年、自転車運転中における罰則規定が整備されたことによるのであろうか▼警察庁によると、昨年、全国で自転車が関係する事故発生は6万7531件。同じく11月1日から、自転車走行中の携帯電話使用および自転車での酒気帯び運転の罰則規定が整備された。酒気帯び運転の場合は、3年以下の懲役または50万円以下の罰金。また、運転者に酒類・車両を提供した者、車両に同乗した者も罰せられる▼警察庁は、自転車の交通違反に対して、いわゆる「青切符」による取り締まりを2026年4月1日から行う方針を決めた。反則金額については「ながら運転」=1万2000円、「遮断踏切立ち入り」=7000円、「信号無視」=6000円、「逆走・歩道を通行」=6000円、「一時不停止」=5000円など非常に厳しいものだ▼何かと飲み会が大好きな建設業。「行きは良い良い帰りは怖い~♪」帰宅する手段を間違えて自転車だからと甘く見ていると、高額な罰金をとられますよ。あなたは大丈夫?(勇)