大分建設新聞

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北川ダム見学会 小学校間で交流深める無料

行事・講習会・表彰県南地区
2025年07月04日
 北川ダム湖環境整備推進協議会(会長、冨髙国子佐伯市長)は6月27日、佐伯市立宇目緑豊小学校(牧野裕光校長)と、延岡市立北川小学校(宇都宮浩校長)の児童を招き、北川ダム・北川発電所の見学会を開いた。
 参加したのは、宇目緑豊小学校3、4年生14人、北川小学校4年生18人。
 児童は、県企業局の職員から、佐伯市宇目の北川ダムは1962年に完成したアーチ式コンクリートダムで、堤体長は約188㍍、堤体高82㍍あり、ためた水を発電と洪水調整を目的に建設されたことなど説明を受け、堤体を歩いて見学した。
 続いて、国道326号を南下した延岡市の北川発電所では、北川ダムの貯水を利用して発電していることや、年間約1万6000世帯分の発電量が賄えることなど、児童は熱心に耳を傾けながらメモを取っていた。
 見学後は、北川小学校区である白石地区の河川敷で、延岡保健所職員の指導を受けて川の水の透明度、においなど水質調査や、きれいな水に棲むカワゲラ、ヘビトンボなどの水生生物の観察をしたほか、ずぶ濡れになってアユのつかみ取りを楽しんだ。
 両校合同の見学・交流会は、2011年から続く活動で、秋には今年2回目の交流会が予定されている。
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