県建設業協会日田支部（河津龍治支部長）は先に、日田市の秋の恒例イベント「千年あかり」に向けた竹灯籠の材料となる竹の搬出作業を行った。
　日田市財津町の竹林で会員約80人が参加。２班に分かれ、チェーンソー10台とナタを使って直径約15㌢の竹を長さ３㍍に切り分けトラック４台に積み込んだ。合わせて約５００本の竹を運び出した。
　原田英明青年部会長（㈱原田土木社長）は「建設業ならではの力を生かせるボランティア。環境保全にもつながり、地域への貢献を実感できる」と話した。
　「千年あかり」は、豆田町一帯の歴史的街並みと花月川河川敷を舞台に、地元の市民や団体、企業が実行委員会を組織して開催する大規模イベント。約３万本の竹灯籠が幻想的な光景を演出し、例年県内外から15万人以上の来場者でにぎわう。