大分建設新聞

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維持補修の知識を学ぶ コンクリ診断士会が講演会無料

行事・講習会・表彰大分地区
2025年10月06日
 県コンクリート診断士会は3日、大分市内で第34回技術講演会を開いた。会員をはじめ、行政職員、大学生など約150人が参加。
 大谷俊浩理事長が「安心安全を守るためにはコンクリートが必要だ。今まではスクラップビルドだったが、これからは長く使うために維持補修を行わなければならず、コンクリート診断が大切になる」などとあいさつ。
 大分河川国道事務所の谷川征嗣所長が「道路メンテナンスに関する最近の話題」、建設産業PRプロデューサーのデミー博士(出水享博士)が「建設業を憧れの職業No1へ」、横浜国立大学の前川宏一客員教授(東大名誉教授)が「知識の集約とコンクリート構造の未来予想」と題して、それぞれ講演をした。
 その中で谷川所長は、インフラ整備予算の状況として、「道路関係の直轄予算は横ばいで推移しているが、老朽化対策は増加し、改築やネットワーク整備、各課題を解決する予算は減少している。別枠の強靱化予算で減少分を補っている」などと説明。道路メンテナンスの現状、コンクリートの損傷事例、新技術の活用などを紹介した。
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