宇佐市は７日、同市役所で２０２５年度優良建設工事等表彰式を開いた。選考対象の95件の工事から、特に成績の優秀だった㈱末宗組・㈱江河工務店ＪＶが施工した西部中学校普通教室棟長寿命化改修建築主体工事が優良賞に選ばれた。
　後藤達也市長が末宗組の末宗信市社長と野上晃司現場代理人兼監理技術者、江河工務店の江河好洋社長と田邉喜啓主任技術者へ表彰状を授与し、「建設業界は担い手不足、資機材高騰、働き方改革などたくさんの苦労がある。市も適切な工期設定、スライド条項の運用などに取り組んでいく。今後も優れた施工技術や豊富な経験を生かし、安全安心なまちづくりに協力をお願いする」と栄誉をたたえた。
　受賞者を代表して末宗社長が「表彰を通過点にし、これからも地域で信頼のおける企業として、技術の研さんを重ね、安全・信頼できる施工に取り組みながら、宇佐市の発展に貢献したい」と決意を述べた。