九州縦軸道路構想の中核 大分・宮﨑一丸で早期完成を〈緒方高千穂線〉無料
行事・講習会・表彰豊肥地区
2025年10月10日
豊後大野市と宮崎県高千穂町の行政や議会関係者で組織する、主要地方道緒方高千穂線整備促進期成会(荒巻文吉会長)は先に、豊後大野市役所で2025年度総会を開いた。会長の任期満了に伴い、高千穂町期成会の矢野伸幸さん(同町日向公民館長)が就任した。
初めに荒巻会長が、「本路線は、いわゆる九州内陸部のタテ軸道路構想の中核を担う重要な道路。現在、工事が進行中だが、未だ道半ばだ。早期完成を目指し、国・県への働き掛けを強め、予算確保と事業化に向けて全力で取り組まなければならない」とあいさつ。
高千穂町の甲斐宗之町長は「両市町の交流や大分側からの入り口としても重要であり、より安全に通行でき、災害にも強い路線が求められる」と述べた。
25年度の事業計画は、①豊後大野土木、宮崎県西臼杵支庁に対する改良の促進と災害時における早期復旧の要望の実施②関係市町相互の連絡調整と情報交換などの展開③本会の目的達成のために必要な事業の実施④「主要地方道緒方高千穂線国道昇格期成会」との連携を図る―など。
同路線は、豊後大野市緒方町の国道502号交差点を起点に、宮崎県高千穂町の高千穂BPとの交差点に至るL=52・3㌔(宮崎側21・2㌔、大分側31・1㌔)の幹線道路。沿線には原尻の滝や天岩戸神社などの観光スポットがあるものの、県境の尾平越トンネル付近など標高が高い上に、幅員が狭小でカーブも多く、冬季は積雪により通行不能になる事態がたびたび発生している。
豊後大野土木事務所によると、23年3月31日現在の改良率(W=5・5㍍以上)は大分側33・8%、宮崎側は24年4月1日現在で55・4%。大分側の25年度の事業は、米山工区(L=420㍍)は本工事を進め、25年度に完成予定。小原工区(L=660㍍)は詳細設計を実施し、31年度に完成を目指す。小原工区の全体事業費は10億7000万円を見込んでいる。
また、大分側の災害防除事業(小原―尾平鉱山までのL=約3・9㌔)は15工区のうち5工区が完了し、現在は第6工区(L=52㍍)で事業中。全体事業費51億2400万円、25年度は第6工区に5000万円を計上している。
初めに荒巻会長が、「本路線は、いわゆる九州内陸部のタテ軸道路構想の中核を担う重要な道路。現在、工事が進行中だが、未だ道半ばだ。早期完成を目指し、国・県への働き掛けを強め、予算確保と事業化に向けて全力で取り組まなければならない」とあいさつ。
高千穂町の甲斐宗之町長は「両市町の交流や大分側からの入り口としても重要であり、より安全に通行でき、災害にも強い路線が求められる」と述べた。
25年度の事業計画は、①豊後大野土木、宮崎県西臼杵支庁に対する改良の促進と災害時における早期復旧の要望の実施②関係市町相互の連絡調整と情報交換などの展開③本会の目的達成のために必要な事業の実施④「主要地方道緒方高千穂線国道昇格期成会」との連携を図る―など。
同路線は、豊後大野市緒方町の国道502号交差点を起点に、宮崎県高千穂町の高千穂BPとの交差点に至るL=52・3㌔(宮崎側21・2㌔、大分側31・1㌔)の幹線道路。沿線には原尻の滝や天岩戸神社などの観光スポットがあるものの、県境の尾平越トンネル付近など標高が高い上に、幅員が狭小でカーブも多く、冬季は積雪により通行不能になる事態がたびたび発生している。
豊後大野土木事務所によると、23年3月31日現在の改良率(W=5・5㍍以上)は大分側33・8%、宮崎側は24年4月1日現在で55・4%。大分側の25年度の事業は、米山工区(L=420㍍)は本工事を進め、25年度に完成予定。小原工区(L=660㍍)は詳細設計を実施し、31年度に完成を目指す。小原工区の全体事業費は10億7000万円を見込んでいる。
また、大分側の災害防除事業(小原―尾平鉱山までのL=約3・9㌔)は15工区のうち5工区が完了し、現在は第6工区(L=52㍍)で事業中。全体事業費51億2400万円、25年度は第6工区に5000万円を計上している。