大分建設新聞

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建設業の魅力を発信 第5回土木建築フェスタ無料

行事・講習会・表彰大分地区
2025年10月20日
 県建設業協会青年部会(柴田康輔部会長)、大分河川国道事務所(谷川征嗣所長)、県土木建築部(小野克也部長)の3者は18日、大分駅府内中央口広場で、建設業の役割や魅力を伝える「第5回土木建築フェスタ」を開いた。開場の午前10時前から多くの親子連れが列をつくり、工夫を凝らしたイベントを楽しんだ。
 同フェスタには、青年部会員をはじめ大分工業高校と鶴崎工業高校、大分大学などの教育機関など約260人のスタッフが運営に携わった。
 青年部会はバックホウを使った魚釣りや高所作業車の試乗体験、大分河川国道事務所は災害対応車両の試乗体験やななせダムの模型展示、県土木建築部はトイドローンやラジコンバックホウの操作体験―など、各ブースは多くの家族連れでにぎわった。
 また、各ブースを巡るスタンプラリーがあり、スタンプを集めてアンケートに答えた親子には抽選でミニカーなどがプレゼントされ、約3000人の来場者があった。
 大分市内から来た親子は「子どもは重機が大好きで、今回が3回目の来場。大人も建設業の役割や仕事内容が分かり、親子で楽しめた」と話していた。
 柴田部会長は「来場者に建設業の魅力が伝わったのでは。これからも地元で活躍できる人材を産学官が連携して育てていきたい」、谷川所長は「土木、建築の役割を伝え、いろいろと体験してもらうことで私たちの仕事への理解も深まったと思う」、小野部長は「産学官揃ってイベントを開くことができ関係者に感謝する。小さい子どもたちが少しでも土木や建築に興味を持ってくれればうれしい」と、それぞれイベントの手応えを感じていた。
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