津久見川激特事業が受賞 2025・グッドデザイン賞無料
行事・講習会・表彰県南地区
2025年10月27日
日本デザイン振興会(会長・内藤廣、東京都港区)は先に、グッドデザイン賞の2025年度受賞結果を発表した。公共空間の部門で、2017年台風18号災害を受け、同年から23年にかけて県により実施された「津久見川河川激甚災害対策特別緊急事業」が受賞した。
本事業では、県と供用後、維持管理に従事する津久見市、全体のデザイン提案と調整役を担った福岡大学工学部景観まちづくり研究室が連携する体制が取られた。周辺住民へのヒアリング、ワークショップの実施による意見を事業計画に反映し、市長などに直接方針をプレゼン。また、市は改修に併せて社会資本整備総合交付金を取得し、市中心部から川沿いにまちなかウオーカブル区域を設定、照明や広場化などの予算を捻出する連携策により、災害対策と高質化を一体的に達成している。
受賞理由として、①県市学の連携によって予算などの制約を乗り越え、治水機能向上と被災前よりも質の高い河川空間を一体的に創出②石積み護岸、地場産石の風合いと照明の灯る独創的な特殊堤を新設。二橋架替をデザインの洗練化とともに達成③親水階段や残地を休憩広場として整備するなど、住民や子どもたちの暮らしをより豊かにする復興かわづくりを実現―が挙げられた。
事業区間は、L=1750㍍で河床掘削、河道拡幅(引提)、橋梁架替、特殊堤(パラペット)設置など。
受賞事業体、企業は次の通り。
▽大分県▽津久見市▽福岡大学工学部景観まちづくり研究室▽協同エンジニアリング㈱▽東洋技術㈱▽㈱エイト日本技術開発▽昭和鉄工㈱▽㈱ヒロシゲ▽大建協津久見支部。
本事業では、県と供用後、維持管理に従事する津久見市、全体のデザイン提案と調整役を担った福岡大学工学部景観まちづくり研究室が連携する体制が取られた。周辺住民へのヒアリング、ワークショップの実施による意見を事業計画に反映し、市長などに直接方針をプレゼン。また、市は改修に併せて社会資本整備総合交付金を取得し、市中心部から川沿いにまちなかウオーカブル区域を設定、照明や広場化などの予算を捻出する連携策により、災害対策と高質化を一体的に達成している。
受賞理由として、①県市学の連携によって予算などの制約を乗り越え、治水機能向上と被災前よりも質の高い河川空間を一体的に創出②石積み護岸、地場産石の風合いと照明の灯る独創的な特殊堤を新設。二橋架替をデザインの洗練化とともに達成③親水階段や残地を休憩広場として整備するなど、住民や子どもたちの暮らしをより豊かにする復興かわづくりを実現―が挙げられた。
事業区間は、L=1750㍍で河床掘削、河道拡幅(引提)、橋梁架替、特殊堤(パラペット)設置など。
受賞事業体、企業は次の通り。
▽大分県▽津久見市▽福岡大学工学部景観まちづくり研究室▽協同エンジニアリング㈱▽東洋技術㈱▽㈱エイト日本技術開発▽昭和鉄工㈱▽㈱ヒロシゲ▽大建協津久見支部。




