道路規制
2025年12月18日
いよいよ冬本番。大分市の初雪は平年で12月10日ごろだが、年によって前後する。2025年は1月7日で、平年より28日遅かった▼先日、使っている社用車の冬用タイヤへの交換を指示された。降雪時に安心して運転するには事前準備に勝るものはない▼県内で毎年、道路の積雪や凍結で立ち往生車両による深刻な交通渋滞や通行止めが起きている。今年1月には東九州道で、2月には東九州道や大分自動車道の一部区間と、九重町から由布市間の国道210号で除雪作業のために通行止めなどが起きた。3月には高速道の一部区間で上下線が通行止めに。一般道でも2月に宇佐市から日出町までの国道10号で全面通行止めになった▼こうした状況をいち早く把握するには、日本道路交通情報センターなどのサイトで最新の道路情報を確認することが肝心だ。西日本高速道路大分高速道路事務所のホームページでは、雪や霧による通行止め時の迂回路を公開。大分道の湯布院IC―日出JCT、東九州道の大分農業文化公園IC―別府IC、日出BPの速見JCT・IC―日出ICのそれぞれの迂回路を教えてくれる▼一方、年末年始の長期休暇に旅行に出掛ける際は、訪問先の最新の情報を集めたい。数カ月前の旅行計画では状況が変わり、現地で戸惑うケースが少なくないからだ。ラジオで聞いたところ、北海道の斜里町から羅臼町までは近いように見えるが、主要ルートの国道が11月から4月にかけて道路閉鎖される。迂回路を通ると思わぬ時間がかかるらしい。北海道では車で峠道を走らないことや、帰りの空港から遠い場所を先に訪れることを勧めていた▼冬用タイヤへの交換などの準備はもちろんだが、不要不急の外出も避けよう。雪寒対応に当たる建設業の皆さんの出動機会がないことを願いたい。(コデ)




