大分建設新聞

四方山

つらい年末・不安な世の中

2025年12月19日
 東北・北海道の方々にはつらい年末だろう。8日夜の青森県東方沖を震源とする最大震度6強の地震。しかもその直後に後発地震注意情報が出され、「マグニチュード8クラスの大型地震に注意を」との発表だった。その後の大地震は幸い起きていないが不安は今でも続いているだろう。東北・北海道の人たちは今年、クマの被害に不安を募らせ、それに追い打ちをかけるような心労である▼九州でも5日の熊本・阿蘇を震源とする地震は記憶に新しい。クマや地震に限らず日本列島には多くの不安と閉塞感が渦巻いている。その、身近で最たるものがとどまる所をしらない物価高騰だろう。何でもかんでも値上がりして、上がらないのは〝うだつ〟と給料、年金だけ。庶民の暮らしは青色吐息である。外に目を向ければ、高市早苗総理の発言にかみついた中国の理不尽な対抗措置。戦闘機による威嚇までして嫌がらせを続けている。不気味な北朝鮮やロシアの動向も平和に暗い影を落とす不安材料である▼こうした共通の不安だけではない。現代人には人それぞれ個別の不安・心配事も多くあろう。インターネット、AIなどでいろんな情報が簡単に入手できる情報過多の時代では、要らぬ悩みや不安が増幅されるという。健康の不安、将来設計の不安、子育ての不安…▼尽きることのない人間の不安、心配事をどう乗り越えればいいのか。仏教の開祖ブッダ(お釈迦様)が説いた言葉を分かりやすく解説した本「あなたの心を穏やかにするブッダの言葉(洋泉社)」の中にこんな一節があった。「心配事が浮かんでくるのは仕方ないが、心配したところで改善せず苦しみが増えるだけ。心配事が思い浮かんでもそれを相手にしないことが大切」。根が心配性の当方は、お釈迦様のこの言葉の実践に日々務めている。(マサ)
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