大分建設新聞

四方山

大寒・寒の水

2026年01月16日
 寒い、寒い。今週からまた寒さが一段と厳しくなるらしい。それもそのはず、20日は二十四節気の「大寒」。寒さも〝底の底〟で、2月4日の立春までが1年で最も冷え込む時季とされている▼二十四節気といっても現代人にはピンとこない方も多いだろう。立春、春分、冬至くらいなら知っているがそれ以外は当方もよく知らない。にわか仕込みで調べてみたので少し説明すると…二十四節気は春・夏・秋・冬の四季をさらにそれぞれ6等分、つまり1年を24等分して季節の目安を表す暦法である。立春から始まり、雨水、啓蟄、春分…立夏…大暑…立秋…秋分…立冬…冬至…と続く。そして24番目、最後を締めくくるのがこの大寒となる▼さて、それぞれの節気にはそれなりに〝恵み〟というべきものがあるものだが、この凍てつくような大寒にも何か恵みがあるか?…考えてみたがほとんど思い当たらない。だがしつこく調べてみると、やはりあった。この寒い時季ならではの恩恵、その筆頭が「寒の水」である。この時季にくまれる水は1年で最も冷たく澄み切っている。また不純物が少なく雑菌が繁殖しにくいため腐りにくく、体に良いとされる。「寒の水は薬」という言い伝えもある。また、清らかな水が必要な日本酒や、みそ、しょうゆの仕込みにも欠かせないのがこの時季の水である▼話は横道にそれるが、「寒の水」ならずとも、冬の健康対策、特に高齢者には脳梗塞などの予防に水分補給は欠かせない。夏の水分補給の必要性は十分承知と思うが、冬場はチビチビでもいいから水分を補給するのが重要らしい▼話を戻して、もう一つこの時季ならではの恵みがあった。雪の下からひょっこりと顔を出すフキノトウだ。天ぷらやおひたしでいただくほろ苦い春の使者である。春が待ち遠しい。(マサ)
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