受験シーズン
2026年02月09日
早朝6時半。まだ薄暗い中で川の向こうにある高校の校舎の窓に点々と明かりが見える。大分川舞鶴橋下流の河川敷で毎朝やっているラジオ体操会に参加しているが、その時にいつも気になるのが対岸にある大分舞鶴高校の校舎の明かり。高校に聞くと、毎年、受験シーズンが近づくと、朝早くから3年生が自主的に登校して朝自習をやっているそうだ▼大学受験の仕組みはよく分からないが、3月中ごろまで受験生の闘いが続くという。県内の県立高校も3月11、12日が一般入試で、受験生はこれから追い込みを迎える。そんな中、先日の地元紙に受験生を応援するさまざまな縁起物の話題が紹介されていた▼中でもほほ笑ましかったのは、大分市内にある大分バスの「勝負」「乗越(のりこえ)」「皆春(みなはる)」の三つの停留所。「勝負を乗り越えて(受験を制し)皆に合格の春を」との願いを込めて、バス停の標識を「必勝祈願」の文字や桜のデザインに変更し、標識のキーホルダーも毎年好評だという▼同市の「道の駅のつはる」では、受験を控えた野津原中の3年生に日田市大山町・森梅園の梅干し「招福梅」をプレゼント。同梅園の梅は木から「落ちずに」熟すことから、縁起が良いのだとか。な~るほど!さらに鹿児島の動物園ではコアラとライオンのお守りが受験生に人気。コアラは爪でがっちり木をつかみ「落ちない」、ライオンは指に肉球があって「滑らない」のだそうだ▼まあどれも、駄じゃれ、こじつけではあるが、受験生や親には心を落ち着かせてくれるありがたいお守りとなるのだろう。ただ、皆に合格の春が来るのを願いたいがそうはいかないのがこの世の厳しい現実。そこで、浪人体験者の一人として「長い人生、苦い挫折体験も決して無駄じゃない」と、ぜひ伝えておきたい。(マサ)



