宇佐市・日本一
2026年03月16日
人口5万人ほどの市で、全国トップクラスの誇れる材料がこれほど多くある自治体はそうザラにはなかろう。このところ明るい話題が相次いで地元紙の紙面を飾っている宇佐市のことである。1月には柳ヶ浦高校の女子サッカー部が全日本高校女子サッカー選手権で全国優勝し、その名を全国に知らしめた▼もともと、宇佐市は全国八幡社の総本宮である宇佐八幡宮で有名だが、実はこれ以外にも「日本一」が数多くあるのだ。麦焼酎の出荷量は、あの「いいちこ」の三和酒類が頑張って全国トップ。コマーシャルソングでも素敵なイメージを醸し出している。さらには石橋の数(75カ所)やドジョウの出荷量=院内=、鏝絵(左官職人がしっくい壁に描いた絵や文様)の数(100カ所以上)=安心院=も日本一▼忘れてはいけない。宇佐は相撲の神様といわれる名横綱双葉山の生地でもあるのだ。「不滅の69連勝」はもちろん日本一の大記録。その双葉山をテーマにしたドキュメンタリー映画が地元関係者らによって完成したというから楽しみだ▼大相撲絡みでは、湯を注ぐだけで食べられる「カップちゃんこ鍋」を宇佐産業科学高校の3年生が発案・開発したという話題もあった。鳥団子や豚肉、にんじん、豆腐など9品目の乾燥具材をカップに詰め、しょうゆ味の粉末スープで味わう逸品。商品化を視野に改善を続けているという▼ここまで書いてきて、宇佐市にまた行ってみたくなった。一昨年は掩体壕や平和資料館など戦争遺跡を見学したので、石橋や華麗な鏝絵を見に院内や安心院へも足を伸ばそうか。大相撲で60連勝以上した力士の手形があるという双葉山資料館にも行ってみたい。からあげ専門店発祥の地で、ぶらぶら歩きながらからあげを味わおう。話題てんこ盛りのUSAである。(マサ)


