大分建設新聞

四方山

花見と若者

2026年03月17日
 ソメイヨシノの開花予想が気になる頃だ。平年並みかそれより早めの時期が予想されている。大分城址公園では23日ごろ(25日の予想も)に開花し、4月1~4日ごろに満開を迎えるようだ▼桜と言えば花見。かつては昼間から会社の有志がブルーシートで場所取りし、カラオケをしたりで大騒ぎになっていた。弊社スタッフは車利用者がほとんどなのでお酒はご法度だが、例年通り大分市の七瀬川自然公園で花見をする▼同公園は1988年、園内を流れる川の蛇行部分での洪水が懸念されることからショートカット工事をし、市が国交省と連携して「かわまちづくり」を推進。河川改修と併せてサクラ堤、広大な芝生広場、せせらぎ水路、バーベキューエリアなどが整備された。今では春になると多くの家族連れや仲間同士の花見客が訪れる。車なのでお酒が飲めないのは残念だが、ノンアルコールビールは酒飲みの私にも結構イケる味だと最近になって気付いた。花見のおかげである▼サントリー㈱によると、ノンアル飲料の市場規模は年々拡大し、2024年は過去最大。出荷量は10年前の1・6倍になるという。ビール大国のドイツでも同じ傾向という報道もあった▼昨今、若者の酒離れが話題だ。酒は飲めるがあえて飲まない「ソバーキュリアス」という生活スタイルも一般化しているとか。中高年サラリーマンにとっては少し寂しい話かもしれないが▼ある高校の出前授業を取材した際、質疑応答で「建設業では月に何回飲み会がありますか」という質問をした生徒がいた。教室は笑い声に包まれ、質問の理由を聞くと「自分も参加してみたいから」とのこと。お酒は二十歳からだが、将来が楽しみな人材もいる。間もなく春分の日。桜の花の下を希望に燃えて通る若者たちを応援したい。(コデ)
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