轟橋・出会橋が土木遺産に 保存し後世へ伝える〈豊後大野市〉無料
行事・講習会・表彰豊肥地区
2026年06月02日
豊後大野市の轟橋、出会橋が2025年度の社団法人土木学会選奨土木遺産に認定されたことを受け、同市は5月27日、清川支所で認定書と銘板贈呈式を開いた。
川野文敏市長ら市関係者、地元の界則康自治会長、穴見眞児市議のほか、土木学会から選定委員長の本田康寛・第一工科大学教授、選定委員の池畑義人・日本文理大学教授らが出席した。
本田教授が「土木構造物は文化財としての価値が認められにくい状況が続いた中、学会として貴重な土木遺産が消えていくのに歯止めをかけようとスタートした」などと選奨制度を説明。池畑教授は土木遺産の画像を示しながら観光資源としての活用などについて述べた。
認定書、銘板が贈呈された後、川野市長が「市では13年からジオパーク活動を続け、2橋は見どころのジオサイトに含まれている。しっかり保存し後世に伝えていきたい」とお礼を述べた。
最後に、両橋建設時の石工だった界寿光さんの孫にあたる界自治会長が「祖父から橋は人との出会いを生むと聞いた。これからも大事にしていきたい」などと思い出を述べた。
奧岳川に架かる轟橋は1934(昭和9)年に完成した石造アーチ橋(橋長68・5㍍、最大支間32・1㍍)で、径間が日本一長い。その下流に隣接する出会橋は1925(大正14)年に完成した石造アーチ橋(橋長32・3㍍、最大支間29・3㍍)で、径間は日本2位。
選奨土木遺産は同学会が2000年に創設。工学的機能や社会的役割、技術者の先見性・使命感などの点から土木構造物群を顕彰し保存に資する制度。交通、防災、農林水産業、エネルギーなどの土木関連施設で50年以上供用に耐えている―などの基準がある。25年度は全国で19件が認定され合計550件になった。このうち県内では10件が選ばれている。
川野文敏市長ら市関係者、地元の界則康自治会長、穴見眞児市議のほか、土木学会から選定委員長の本田康寛・第一工科大学教授、選定委員の池畑義人・日本文理大学教授らが出席した。
本田教授が「土木構造物は文化財としての価値が認められにくい状況が続いた中、学会として貴重な土木遺産が消えていくのに歯止めをかけようとスタートした」などと選奨制度を説明。池畑教授は土木遺産の画像を示しながら観光資源としての活用などについて述べた。
認定書、銘板が贈呈された後、川野市長が「市では13年からジオパーク活動を続け、2橋は見どころのジオサイトに含まれている。しっかり保存し後世に伝えていきたい」とお礼を述べた。
最後に、両橋建設時の石工だった界寿光さんの孫にあたる界自治会長が「祖父から橋は人との出会いを生むと聞いた。これからも大事にしていきたい」などと思い出を述べた。
奧岳川に架かる轟橋は1934(昭和9)年に完成した石造アーチ橋(橋長68・5㍍、最大支間32・1㍍)で、径間が日本一長い。その下流に隣接する出会橋は1925(大正14)年に完成した石造アーチ橋(橋長32・3㍍、最大支間29・3㍍)で、径間は日本2位。
選奨土木遺産は同学会が2000年に創設。工学的機能や社会的役割、技術者の先見性・使命感などの点から土木構造物群を顕彰し保存に資する制度。交通、防災、農林水産業、エネルギーなどの土木関連施設で50年以上供用に耐えている―などの基準がある。25年度は全国で19件が認定され合計550件になった。このうち県内では10件が選ばれている。



