食と歯は命
2026年06月04日
身長・体重ともに、成長曲線に沿ってどんどん成長していく10カ月の娘を見ていると、「食事が人間にとっていかに大事なものか」を実感させられる。この子は産まれてから、母乳、ミルク、私がスプーンで口に運んだ離乳食、それのみでここまで大きくなった。市販のベビーフードを与えたこともあるが、人間の体は口から入ったもので出来ている―それを体現しているのが目の前にいる娘だ▼娘の食事に関しては、普段から旦那の食事の数十倍は気を遣っている。エネルギー、たんぱく質、ビタミンミネラルのバランス、使う食器や器具の消毒、虫歯菌がうつらないように箸の共有はしないなど、それはそれは慎重に取り組んでいる。旦那の食材なんて、賞味期限がちょっとくらい切れていても問題ない。火を通せばそれでよし▼ぴょこんと小さな下の歯が生えてきてからは、歯磨きも開始した。昔の歯磨き粉のCMで「芸能人は歯が命」とよく聞いたものだが、歯は食に直結する体の器官であるがゆえ、大事にするに越したことはない。旦那が歯磨きをせずに寝てしまっても距離を取るだけだが、娘の場合は泣いて嫌がっても、押さえつけて歯を磨く▼県のホームページによると、2025年に発表された都道府県別の12歳児1人当たりの平均虫歯本数で大分県は0・9本(全国平均0・53本)と、不名誉なことに青森、福岡、鹿児島と並んで全国ワースト2位。また、虫歯のある12歳児の割合は35・6%と、全国平均(25・11%)を大きく上回る全国ワースト4位となっている。この数字を知ると、娘の歯を磨く手にも力が入る▼いまは旦那が娘に顔を近づける度、「唾を飛ばすなよ」と、監視するような目で見ている。例え旦那がそれを嫌がろうとも構わない。娘の小さなお口の健康は、私が守らねば。(万)



