大分建設新聞

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災害時は正確な情報発信 NTT大分ら勉強会無料

行事・講習会・表彰大分地区
2026年06月15日
 NTT西日本㈱大分支店(谷奈生絵支店長)、九州電力㈱大分支店(本田勝也支店長)、九州電力送配電㈱大分支社(金丸拓朗支社長)、九州旅客鉄道㈱大分支社(久野和代支社長)の4社は10日、九電大分ビルで報道向けの「災害発生時に備えた記者勉強会」を開いた。 
 4社を代表して、NTT大分の谷支店長が「私たちは災害発生時には連携して対応し、皆さんへ正確な情報発信を心掛けている。きょうはその裏側の理解を深めてほしい」とあいさつ。
 続いて、各社の担当者が災害発生時の対応、今までに起きた災害の状況や復旧過程などについて説明をした。また、昨年発生した佐賀関大規模火災の対応状況の話もあった。
 各社の説明によると、NTT大分は県内の通信環境で、電話回線などのメタルケーブルが1万5800㌔、インターネットなどの光回線ケーブルが7800㌔、電柱21万基、通信ビル143棟がある。NTTグループではネットワークの信頼性向上、重要通信確保、サービスの早期復旧を柱に各取り組みをしている。
 九電送配電は県内の設備、鉄塔3400基、電柱31万基、送電線1100㌔、高圧線1万1000㌔、変電所68カ所がある。災害による停電時には、高圧線、低圧線、引き込み線の順で復旧活動を行っている。2022年9月の台風14号では、九州内で最大約35万戸(大分は4万4000戸)が停電したが、3日間で立ち入り困難地域(約9万戸)以外の復旧を完了させた。情報の一元管理や、山間部では木々を電柱代わりに使った仮復旧などで、迅速な復旧を目指している。
 JR大分は県内に3路線(営業338・2㌔)、79駅がある。10年代以降、豪雨によって線路が再三被害を受け、自治体と一体となった復旧を行ってきた。また各システムを活用して、運休や各規制からの運転再開などをしている。
 佐賀関大規模火災では、被災地域の倍以上の面積で通信障害が起き、NTTは延べ約150人で復旧作業に当たった。また電柱12本、高圧線8径間などで被害が発生し、九電送配電では復旧後に通電した際の火災を防ぐため、担当者が停電エリアを訪問し、確認後に通電を開始した。
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