大分建設新聞

四方山

若いままではいられない

2026年06月16日
 6月になり衣替えの時期だが、数年前から更年期のせいかずっと暑い。冬でも発熱インナーなど着たことはなく、1年中冷感インナーを着ている。涼しい顔で仕事をする人とは対照的に、1人流れる汗を拭いている。4月から早々にシャツ1枚で過ごしている私にとって、真夏の暑さ対策が悩みの種だ▼2011年ごろから注目され始めた空調服は、電動ファンで衣服内に風を循環させ、熱中症対策に効果を発揮。作業員だけでなく、釣りやキャンプなどアウトドアでも着用される。デザインや色も豊富で女子にも人気がある▼職場で空調服を購入する際、国の「エイジフレンドリー補助金」制度がある。高齢者が安心して働ける職場作りが目的で、職種や会社の規模などの条件を満たせば利用できる。熱中症対策コースでは空調服や送風ファンなどの購入費用の半分(上限100万円)が補助される▼5月は県内で75人が熱中症で救急搬送された。そのうち65歳以上の高齢者は48人で全体の6割強。高齢者への配慮は全ての世代が働きやすい環境づくりにもつながる▼先日、友人たちと長崎の遊びの島へ出掛けた。3種類の温泉とプール、マリンスポーツや室内のあらゆるスポーツが楽しめ、まさに天国だった。1度乗ってみたかった4輪バギーで、でこぼこの敷地を走り大満足だった▼ところが翌日、バスケットボールの最中に激しく転んでしまった。幸い打ち身程度で済んだが、年のせいだろう、受け身もできずバッタリ転んだのが何よりもショックだった▼友人も転んで足をひねり、早々に帰って病院に直行。複雑骨折で全治2カ月と診断され楽しい旅行が暗転。年齢による体力や反射神経の衰えを意識した旅行になった。そして熱中症対策もそうだが、高齢者への優しい取り組みを応援したいと感じた。(望)
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