大分建設新聞

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日田市土木未来塾が初会合 次世代の担い手育成に向けて無料

行事・講習会・表彰久大地区
2026年07月24日
 県日田土木事務所、日田市、県建設業協会日田支部の3者は23日、次世代を担う子どもたちに土木・建築の魅力を伝える教育啓発事業「第1回 日田市土木未来(ときめき)塾(仮称)」の初会合を日田総合庁舎で開いた。建設業界で深刻化する人材不足や後継者難を背景に、将来のインフラ整備や災害対応を担う若手技術者の確保・育成に寄与する目的。
 同事務所の松尾寿一所長は、労働環境の改善に加えて「土木のかっこよさ」を伝えることが必要と強調。「日田市の明日の道を想う女性の会」との意見交換で、落石による通行止めを迅速に復旧させた建設業者の姿に感銘を受けたとの声を紹介し、3者で着実に事業を進める方針を示した。
 椋野美智子日田市長は、梅雨時の土木・建設関係者の迅速な対応に感謝を述べた上で、「災害の多い日田市で、地域社会の基盤を支える土木建築の技術者確保は最重要課題の一つ」と指摘。同事業を通じて子どもたちが地域に夢を持ち、若者の定着やUIターンの促進につながることに期待を寄せた。
 同支部の河津龍治支部長は、後継者不足により県内他市でM&A(企業の合併・買収)が進む現状に危機感を示し、「市民の安全安心のために全力で取り組む」と述べ、道路清掃などの社会貢献活動継続の姿勢を強調した。
 今後の活動予定では、▽第30回市民健康福祉まつり(10月11日)への出展▽光岡小学校での防災講座と三郎丸橋現場見学(11月ごろ)―などを予定。官民一体で、地域の未来を支える人材確保に向けて本格的なスタートを切った。
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