大分建設新聞

四方山

ドローンショー

2026年09月04日
 いやぁ、こんなことまでできるのかと驚いて年がいもなく感激してしまった。先日、大分川の弁天大橋上流であった「おおいた『夢』花火2026」。8000発の花火も素晴らしかったが、前座のドローンショーは圧巻だった。オリンピックの開会式などで映像を見たことはあるが、市民が初めて体験する夜空のショー▼大塚製薬のオロナミンCドリンクの発売60周年を記念した特別プロジェクト「元気ハツラツ!大空大合唱」の一環で、この夏、全国四つの花火会場で実施されたという。商品の絵文字、そして縦220㍍、横65㍍の色鮮やかな巨大ボトルが大空に浮かび、そのフタが開くと観衆からどよめきが起きた。さらに、往年のヒット曲「愛は勝つ」の歌詞や五線譜が次々と夜空に浮かび上がり「信じることさ♪必ず最後に愛は勝つ~」の大合唱が続いた。1300機のドローンが光の絵や文字を描き出すさまに、科学技術のすごさを思い知らされた▼ショーには莫大な費用がかかるらしいがCMでもあり開催地が支払う費用はゼロ。佐賀関の大火もあって、大分市が会場の一つに選ばれたらしい▼スマホで撮影した動画をラインで友人たちに送ったら、後輩の一人からこんな返信があった。「日本ではこうやって楽しいエンターテインメントを届けるドローンが、ウクライナ戦争では殺人兵器として死を届けているんですね。まさに使い方次第で天使にも悪魔にもなる。科学技術の二面性を感じてしまいます」▼同感である…が、そんな考えも巡らさず、ただ感激して見ていた自分が恥ずかしくなった。ロシア、ウクライナなどだけではない。日本の自衛隊も攻撃用ドローン兵器の大量配備を進めているという。華麗なドローンショーがきっかけで、平和と戦争は隣り合わせにあるものだと実感させられた。(マサ)
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