大分建設新聞

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1次検定に6人合格 1級建築施工管理〈県立工科短大〉無料

製品・技術・企業県北地区
2026年09月15日
 県立工科短期大学校(中津市)の建築システム系施工管理エンジニアコース2年生9人と企業聴講生1人、他コースの2年生1人の計11人が8月25日に発表があった「1級建築施工管理技士第1次検定」に挑み見事6人が合格。「同技士補」の資格を取得した。全国合格率46・7%のところ、同校では55%という高い数字となった。 建築システム系に入学する学生の8割は、工業系高校出身者ではない。建築を学んだことがない学生がどうして難関試験に合格できたのか―。
 用正真崇建築システム系准教授によると、ここ数年、同校での「2級建築施工管理技士第1次検定」の合格率は95%前後で推移してきた。「ほとんどの学生の出身高校は、普通科や実業系(商業など)。高校時代に興味を持った、以前から興味があったなどの理由で入学してくる。またサービス業など、他の仕事を経験してから、建築を学びたいと入学する学生もいる」と強調する。こうした下地もあり、難関の1級施工管理の勉強に取り掛かったのは1年生の12月頃から。毎日、夕方からの補講を受け、現場の写真やスケッチを見るなどして「建築とはなんぞや」を一から学んできた。旺盛な建築への興味と勉強に取り組む意識の高さ、そして日々の努力が実を結んだ。
 合格した村上心乃さん(出身校は大分市内実業系高校)は「高校で簡単な設計図を作成する授業があり興味を持った。建築の知識はゼロだったので、専門用語などに苦労した。住宅メーカーに就職が決まっている」と話す。また企業聴講生で伸和建設㈱(中津市)の木村藤子さんは「夕方の補講は仕事の合間で大変だった。資格を生かして会社に貢献し、小さい現場で知識を身に付け、いずれは大きな現場に携わりたい」と夢を語る。
 同校では働きながら学べる企業聴講生を募集しており、学びたい授業を選ぶことができる。問い合わせは、同校企業連携・交流室(℡0979〈23〉5500)まで。
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