近年魚離れが顕著という。「困ったことじゃ」と、魚屋さんが、今日も「♪魚を食べると頭がよくなる」の歌を流している。だが若い奥さん方は、魚屋には目もくれず、肉屋の方に向かう。頭がよくなるのだったら子供に...

　テレビの録画はずいぶんと便利になったものである。ケーブルテレビを視聴しているが、どんどん内蔵ハードディスクにとりだめできる。そのうえＤＶＤに保存できるのだ。録画予約も番組表で一発でできる。２つの番組...

　マツダとトヨタがハイブリッド技術で提携を目指して交渉中という。マツダはハイブリッド市場への進出を、トヨタはハイブリッド基幹装置の量産効果でコスト削減が可能になるらしい▼マツダといえば、最近になって停...

　隣県の知事のパフォーマンス劇場は、どうやら中央の人々やマスコミの総スカンをくらって幕を下ろしたようだ。関西の元気者知事も、全国知事会を強力な圧力団体に〝変身”させようとしたが、やや先走り気味の姿勢を...

　最近のブームのせいか、コマーシャルを含めテレビ番組のＢＧＭでアルゼンチンタンゴが流れる。時に福岡までミロンガ（タンゴのパーティー）を求めて出歩く私。タンゴが流れると耳がぴくぴくする。あのバンドネオン...

　ひどすぎる事件が全国で起きています。起こした人たちは、きっと心の目で花を見つめたことなどなかったのでしょう。あればあんなむごいことはできないはずです。見も知らない、なんの罪もない人たちを「人生が嫌に...

　テレビで「週刊手塚治虫」をやっている。手塚作品の意義を今日的視点で見直そうという主旨の番組のようだ。私が幼児のころ、鉄腕アトムやジャングル大帝のアニメがテレビで放送されていた。しんけん好きでいつも観...

　今月１日から母親と幼児２人が乗れる「３人乗り自転車」が認可された。保育園や幼稚園児をかかえる親にとっては朗報である。ただし良いことばかりではない。この一定の基準を満たした３人乗り自転車は、普通の自転...

　わが息子は生き物を飼うのが好きである。正確には飼うのが好きではなく、飼っているのを見たり、触ったりするのが好きで、世話は嫌いだ。そのくせやたらとペットを欲しがるから困る▼この息子が小学生だったころ、...

　「市民の側からいえば、大分市長は殿だ」と言ったら、「バカな。市長は市民が選んだ、市民の政治的代表に過ぎん。何が殿だ！」と、小うるさい方に怒られそうだ。だけど、やはり市長は殿だ。ただしそれは「との」で...

　女房がコンサートのチケットをもらったので行かないかという。「絶対に行かない」と私。なぜなら、そのタレント歌手が郷ひろみだったからである。郷ひろみは私と同じ年齢で、高校生の時に「僕たち男の子」などと声...

　先日のコラムの続き。東京の下町ぶらり歩きの途中で偶然立ち寄った本所松坂町の吉良上野介邸跡。高家の格式を表すなまこ壁に囲まれた黒塗りの門をくぐって中に入ると、30坪弱の狭い敷地の正面に赤い鳥居の「松坂...

　最近、現場におじゃますることが多くなった。まだ見習いの身としては、非常に勉強になる大事な場所と時間。だが、通常は一応「ＯＬさん」もどき（オフィスレディではなく、オールドレディ、かもしれない…）なので...

　つるっとする？。大分の方言だ。頭つるつるでもなければ、冷やしうどんでもない。「ちょっとだけ眠る」の意味で、どうしてそれが「つるっと」かは、分かるようで分からない。自分もよくつるっとするが、実に気持ち...

　申し訳ありません。きょうは読者の皆様に大変残念なお知らせがあります。７月からは本紙４面に連載中の４コマ漫画『トンカチ父ちゃん』の掲載日が変更になり、皆さまと、顔を合わせる日が少なくなりました。掲載日...

　やれ茶道だ酒道だと、（庵）の道楽には我ながら困ったものだが、上には上がいる、という話▼ジャズ喫茶で、置いてあったオーディオ雑誌を読んでいたら、マスターが「関心ありますか」と声をかけてきた。私はいい音...

　耶馬渓町の山あいの、のどかな道沿いに、知る人ぞ知る「ばあちゃんのほのぼの茶屋」がある。メニューはなく「昼の定食」だけ。ご飯に手作りコンニャクのおかずや、だんご汁など、醤油もかけない素朴な品々が３００...

　昨年９月、日本の月探査機「かぐや」が打ち上げられ、月を周回しながら月面の様子をハイビジョンカメラで撮影した。このコラムでも「かぐや」を月に帰る愛しいかぐや姫にたとえてつづったことがある。６月11日未...

　テレビが伝えていたが、「餃子の王将」の躍進ぶりがすごい。今年３月期決算では３００近い全店が黒字だったという。数年前は、急激な店舗展開と他の外食産業への参入などのツケで、業績悪化を招き、つぶれると言わ...

　作曲家の三木たかしさんが亡くなられました。享年64歳の若さで。ファンの一人として「また一人大切な人がいなくなった」というさびしい思いでいっぱいです。三木さんは、歌謡曲全盛の昭和40年代から平成21年...