今季大リーグのエンゼルスでプレーした大谷翔平が２度目となるア・リーグの最優秀選手に選ばれたニュースは、日本中を沸かせた。２年連続、それも投票者全員からの１位指名は史上初の快挙である。大谷はフリーエー...

　県北の小学校で催される行事の取材に社用車で向かう途中、今季の初冠雪となった由布岳の美しい姿があった。県南に住む筆者には滅多にお目にかかれない景色を拝むことができてラッキーである▼驚くのは早い。小学校...

　日本将棋連盟会長を務める羽生善治さんは、全盛期の７冠を達成した当時、終盤に圧倒的強さを発揮するスタイルから「羽生マジック」と呼ばれた。羽生超えの将棋界初となる８冠制覇を達成した藤井聡太さんは、その棋...

　私の仕事用かばんは重い。新聞はもちろん、営業や記事の資料、システム手帳、タブレットなどの仕事用品に加え、財布や水筒なども詰め込まれている。試しに自宅の体重計で重量を計ってみたら、５・２㌔㌘もあった。...

　最近、大分で防衛論（自衛隊関連）が聞かれるようになった。以前は、新型コロナ感染論がよく聞かれていたが、今年になって何故か自衛隊や防衛に関する話が聞かれるようになったのである。大分でこのような話はほと...

　「失敗学会」というユニークな学会があることを知った。理事長の畑村洋太郎・東京大名誉教授は日立製作所の技術者の出身。人はなぜ失敗するのかを考える中で、失敗学という分野を切り開いたという。ホームページが...

　大リーグの大谷翔平選手が、全国の小学校約２万校へ野球グローブを三つずつ寄付するそうだ。グローブは右用が二つ、左用が一つという。さすが、大谷選手というべきか。左利きのことまで考えてくれる大谷選手に、左...

　関西対決となったプロ野球日本シリーズ。阪神がオリックスを降し、38年振りに日本一の座に輝いた。地元の大阪市水道局が面白いニュースを発表した。優勝が決まった第７戦が行われた５日夜の水道使用量についてだ...

　年齢を重ねるにつれて目が衰えてくる。今までよく見えていたものが見えにくくなり、世の中が次第にぼんやりしてくる。まあ、今の世の中ははっきり見えると気分が悪くなるものの方が多いので、それはそれで結構なの...

　県南地区の彦岳（標高約６３５㍍）は地元で親しまれる山。その麓が筆者の故郷だ。ここに生まれ４歳まで暮らし、各地を転々とした後、60歳目前に帰郷した。最近聞いた噂では、コロナ禍も落ち着き、ここ数年は中止...

　文壇の新人の登竜門として知られる芥川賞。１９３５（昭和10）年の創設だから90年近くの歴史を誇る。第１回の受賞者が石川達三（05～85）だった。社会派として知られ、実際に起きた汚職事件から政治腐敗の...

　子どものころ、パプアニューギニアというところに裸族がいて、そこでは女が畑仕事から子育てまで衣食住のほとんどの仕事を行い、男は狩りと戦い以外は日がな一日博打をしているという話を聞いたことがあり「いつか...

　唐突とも言える岸田文雄首相の方針転換に、与党内からも戸惑いの声が上がる。東アジア情勢の緊張感が高まる中「新たな脅威に対し、日本人の暮らしと命を守り続ける。（防衛費の大幅増額は）今に生きるわれわれの責...

　来年１月、台湾総統選挙が行われる。民進党の蔡英文総統の２期８年の任期満了に伴う選挙で、同党が政権を担当するのか、８年ぶりに国民党が政権に復帰するのかが争われる。数年前から台湾有事がクローズアップされ...

　今から１６０年前、１８６３（文久３）年というのは、幕末史の中でもとりわけ波乱の年だった。長州藩が英国、フランス、米国などの連合国と戦火を交えたかと思えば、薩摩藩は英国と激突した。一方で14代将軍家茂...

　物を大事にすることと、節約、ケチとは線引きが難しい。例えば、私はマヨネーズのチューブは最後の一絞りまで使いたいので、最終的にはチューブをはさみで切り、側面や蓋裏についている分までスプーンで取り出す。...

　未来のタカラジェンヌを養成する兵庫県宝塚市の宝塚音楽学校。２年制の学校で２年生は「本科生」、１年生は「予科生」と呼ばれ上下関係は厳格という。「予科事」と呼ばれる不文律の決まりごとが最近まであった。先...

　以前このコラムで名古屋城の復元計画を巡って市長を巻き込んだ騒動に触れた。昔の設計図通りに木造で再建するか、障がい者も楽に昇れるエレベーターを設置するか、今も議論が続いているようだ▼そんな折り、今度は...

　日中は温かいものの、朝と晩が急に冷え込んできた。日一日と秋が深まってくる中で、今「コスモス」が満開のピークを迎えている。秋風に吹かれて満開の花がなびく風景は秋の素晴らしい光景だ。河川敷や休耕田を利用...

　やはりというべきか、札幌市と日本五輪委員会（ＪＯＣ）は、２０３０年冬季オリンピック・パラリンピック招致を断念した。34年大会以降に照準を移す余地を残しての決断だが、国際五輪委員会（ＩＯＣ）は30年と...